kirara
portrait
本編終了1年後。拓己(受)の大学卒業前夜(~当日朝)の2人です。
敦広(攻)に卒業式のために買ってもらったスーツが届き、試着する拓己を敦広が見ています。スーツについて、翌日の卒業式について話しながら、ちょっとした行き違いに気づくんです。
敦広は、当然のように拓己の卒業式に行くつもりで休みも取っていたんですが、拓己は式には来てもらわない代わりにスーツを一緒に選んで欲しくて、そうしてもらったんですね。
結局、敦広は式には行かないことに。拓己は、亡くなった姉の夫である敦広を思って暮らしたこと、恋人になったこと、いろいろなことを浮かべて、敦広に感謝を告げます。
大学を卒業し、何よりもまず『義兄弟』だった自分たちは終わり、これからは対等に想い合い、『保護者と被保護者』としてではない関係を作って行きたい。そして、姉のことも忘れはしないけど・・・
商業誌の内容からも無理ないんですが、少ししんみり、でも甘~いストーリーでした。作家さんがあとがきで言われていた通り『ラブ補給』番外編でした。