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お前のカラダも心も盗む。
touzokuou to atsui yoru
今回は海賊王のアラバールと
弱小国の王子パシャの熱い夜のお話です!!!
事の始めは富める隣国の大臣の
偽の契約書による理不尽な借金加算に
よって借金返済の代わりに妹を隣国の
悪大臣の妾に差し出せと言われ妹の
身代わりに女装して隣国へ向かい
例の偽の契約書を奪うために・・・
だが旅の途中の砂漠で
盗賊王と噂される一団に
襲われ拉致されてしまう・・・
そして盗賊王のアラバールに
男だとばれて事情を聞かれ
「大臣の悪事をあばく協力をする
代わりに、お前の体を俺によこせ」と
媚薬を使って熱くパシャを奪ったのだが
パシャはアラバールと体うを重なるうちに
どんどん彼を好きになったことに気付いたが
アラバールにとってパシャは愛人の一人だと
勘違ったパシャはそれでも好きと思っていた・・・
こんな二人だけど、どうなののでしょう!?
アラブって言うと石油王子が誰か拉致って…なイメージありますけど、考えてみるとアラビアンナイトの時代みたいなのも広くいえばアラブですよね!
というわけで、このアラブはアラビアンナイト系アラブです。
題材がその辺だからって訳じゃないんでしょうけど、ホント物語っていうかおとぎ話って感じでしたね。
とある小国の王子・パシャは、富める隣国の大臣の偽の契約書による理不尽な借金加算や無理難題に困った国王と妹アイーシャに代わり、アイーシャのふりをして大臣のもとへ乗り込んで偽の借用書を取り返そうと目論んでいた。
そのための旅の途中の砂漠で、盗賊王と噂される一団に襲われ、拉致されてしまう。
盗賊王・アラバールに男だとばれて事情を聞かれ、「協力する代わりに俺を悦ばせろ」とその日のうちに手ごめにされてしまう。
んー、何というか、どうもちょっとキャラが定まらない印象でしたね。
パシャという子は、アラバール視点からすると、骨のあるやつって見られてるようですけど、実際に感じる印象は幼いし、短慮だし、そんなに芯を感じなかったんですよね…。
「っていう設定なのね?」と感じてしまう感じ。筋を読まされてるというか、自然に「そうだな」って思えなかったのが残念。
アラバールのパシャへの感情もわからなくもないけどなんかいきなりって思ったし。
その辺に引っかかってしまって、いまいち最後まで感情移入ができず、上滑りに話を追ってしまった感があります。
ただ、さすが古代アラブだけあって、膝まで埋まるほどの宝石の中での宝石エッチとかはなかなか面白いな!と思いましたけどね。
普通は無理ですから。
実はかなり初期で設定とかオチが色々見えちゃったので、ハラハラドキドキはなく、「あ、やっぱりか」って感じだったのも乗りきれなかった要因の一つかもです。
感想的には「中立」レベルなんだけど「萌」にしたのは、個人的にこういう古代アラブのファンタジーが大好きだからです。
しかも好きな盗賊ものだったし。設定だけで嬉しくなりました…。
盗賊王・アラバール×貧乏小国の王子・パシャ。
あれです、拉致って無理矢理展開なアラブではありません。
おとぎ話のような時代の話です。
ランプの精とか出てきても驚かない!(出ないけど)
割りと最初のほうで設定とかオチが色々見えちゃったので、ハラハラドキドキはあまりしませんでした。というかしませんでした←
が、その分さくさく不安無く読むことができました。
盗賊王と呼ばれる“アラバール”が、実は…?!的な展開は結構好きです。
六芦先生の描かれるイラスト好きですー可愛い(*´艸`*)