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いやぁ、岩本薫さんのヤクザものって初めて読みました。
何せロッセリーニや発情シリーズ、エビスセレブリティズを先に知っていたので、こちらを読んでこういうのもしっかり書かれていたんだ!と思いました。
読み進めやすいのはやはり上手なんだなと。
で、ヤクザの息子と、組の若頭のCPです。
もう王道的に萌えてしまう組み合わせ。息子の鳴海はヤクザを嫌っていて、単身渡米、そして探偵稼業。(何故かヤクザと探偵っていい組み合わせなんですよね〜)
対する甲斐は、生粋のヤクザで背中には桜に虎の和彫。コレまた奈良千春さんのイラストがかっこよくて痺れましたです。
甲斐の方も鳴海を思いつつも組長の息子なもんで、気持ちは抑え込みつつ、守りつつ、なんですが、最後は我慢できなくて…
書き下ろしの甘い二人のお話も萌〜。
ストーリ自体は王道なんですが、ヤクザものの王道は久しぶりに読んだのでニマッとしてしまいました。軽く読めるのでオススメです。
子供のころから、一回り年上の神武の虎こと、甲斐のことが好きな、
鳴海は、本当はやくざの親分の息子で、でも家業を嫌って、
アメリカの渡り、探偵の修業をして、また地元へもどってきた。
小さな探偵事務所を作るが、依頼も少なくいつも貧乏、
甲斐を気にしながら、知らんふりをする、けなげな鳴海です。
ある日、依頼がはいって、ターゲットと接触するけれど、甲斐に邪魔され、
仕事を、降りろといわれるが、聞かずに、鳴海ピンチになる、
媚薬を飲まされ、あやうく怪しい人たちに、やられそうになってしまう。
さすが、甲斐に救出され、媚薬のせいで苦しむ、鳴海を体ごし、
助ける・・・・う~んラブ?!
なんだかんだと言っても、鳴海の思いよりも、甲斐の執着の方が、
上回っているみたいで、ちょっとむっつり、スケベかな?
事件は、おおごとになり、組の存亡さえ揺るがすほどに、発展するが、
奈良先生のイラストの迫力ある、甲斐がうまく治めて、一見落着、
二人も、すれ違いもあるけれど、なんとかラブラブ、
なんか、カッコイイお話でした。
和服姿も、萌ですね、奈良先生、大好きです。
神武会若頭・甲斐×探偵・鳴海のお話ですが、まぁ、ヤクザ中心と言っていいかと思います。だって、ヤクザ嫌いの探偵も組長の息子だしね。
子供の頃からお守役で、母親が死んでからはなおさらに過保護になった甲斐に、思いを打ち明けたものの受け入れてもらえず、傷心のまま渡米した組長の息子・鳴海は、帰国後新宿で探偵業を始めたのですが、そこは神武会のシマでもあるので請ける仕事も無関係とはいえず・・・結局、ヤクザ関係のトラブルに巻き込まれていきます。
イラストを見る限り、綺麗だけれど大変男っぽい感じの鳴海ですが、頭がよくてフットワークも軽くいいところだらけに見えそうなのに、詰めが甘くていちいち甲斐に助けられている状態で、どうにも女々しい感じがぬぐえません。
で、甲斐はその分いいとこ取りでカッコイイのですが、寡黙なものだからいちいち誤解を生むわけです。
で、この話のどこが読みどころかと言えば、共和会がらみの事件の解決に奔走する鳴海の行動でしょうか。安っぽい刑事ものみたいな展開で、先が読めてしまいますが、それなりにワクワクできます。お約束の媚薬も使われちゃいますし。
それから、岩本氏に一言。「ひとりごちる」「腹ごなし」の使い方が間違っていませんか?
すいません、読後3日経ってレビュー書こうとしたら、
さっぱりすっきり内容が脳内からデリートされてましたwww
あ~そうだそうだ、探偵とヤクザですね。
YEBISUシリーズとか、ロッセリーニシリーズなど、人気作もある岩本先生。
やはり人には得手不得手というものがあるんでしょう、
ああいう華やかな世界を書いているぶんには、たとえツッコミどころ満載でも
ヒッジョーーーに楽しく読めるわけですよ。
しかし、ハードボイルド系となると、予定調和多すぎて腰抜けるw
「傲慢で不遜」でも、頭がハゲシク強引な展開に抗議してしまいまして…。
まず、作品の持つ世界観てのがサッパリ見えてこなかったりするわけです。
ある意味、ギャグかと。
ビシッと単に袴で刀をかまえた美青年が、エイヤッ!と刀振り下ろしたら
へなへなのヘッピリ腰だった、みたいな笑っていいのか悪いのかわからん居心地の悪さがあるわけですよ!
ヤクザの跡目を放棄して探偵業、まあこれはいいとして
危険な場面はワンコ化しているヤクザに丸投げしている状況ってどうなのよ?
しかも、ヤクザに拉致られて媚薬仕込まれて→イケメンヤクザに助けられ
→媚薬でどうにもならないから抜いてくれ、って展開ぐらいしか印象ないんだけど
こういうシチュ、今まで何百回見たんだか…orz
なんだかアッチコッチの作品からチョキチョキ切り取って貼りつけたような作品でした。
以上。
ギリギリ「萌」か「中立」か…というところでした。
たまたまですが最近ヤクザものを読むことが多いです。BL界隈で描かれるヤクザは「なんちゃってヤクザ」だとよく言われますが……って、このコメント、つい数日前に別の作品でも書きましたが、本作はまさに「なんちゃってヤクザ」な感じで、その点は肩透かしでした。個人的にあまりディープで痛い展開は苦手なのですが、それにしてもヌルいと言いますか。
主従モノで両片思いモノです。これだけで想像できるとおりの展開ですが、主人公の鳴海が自意識と境遇の割に言動が妙にヒロインっぽくて庇護される対象として書かれているのがちょっとチグハグな印象でした。鳴海にしても甲斐にしても、許されない恋だと真剣に考えて苦悩しているとは到底思えないほど、なんとなーく触れ合っちゃってます。んん…チョロい。
すべてが二人に都合よく動くお話で、ハードでタフな展開はないので安心して読めますよ。
大人なヤクザもの。
ヤクザの跡目として生まれた檜垣鳴海。
彼はヤクザの抗争に巻き込まれたことで、母親を失い、ヤクザが大嫌いになる。
そして、18になると同時に海外に行き、今は生まれ育った地で、探偵になっていた。
そんな彼の忘れられない男が、幼い自分の面倒を見てくれていて、今は組長代理として組を支える男・甲斐征之だった。
ある日、鳴海の元に持ち込まれた仕事は、裏にヤクザが絡んでいる危ないものだった。
甲斐の忠告も聞かずに、仕事から下りずに関わり続ける鳴海は相手に媚薬を盛られてしまい、危ない男たちに犯されそうになり、そこを間一髪のところで救われて、結果ハッピーエンド! という、ヤクザものを裏切らないちょっとした暴力をスパイスのBLです。
深くは語りません。
ベタはいいぞー……とだけ、書き置いておく←