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甲山さんの作品のなかでは割と甘さ少なめの硬派なお話でした。
内容は刑事モノ。
当初は跡目後継問題を抱える組の派閥が持つ薬の取引を抑えるという名目で幹部の唐木を張り込むことになった夏樹。
ところがそこへ唐木と現れた男が、新米刑事だった夏樹を一人前にと育てた憧れの男で・・・上へと引き抜かれてからは連絡なしで今は不穏な噂も聞く真壁。
唐木と真壁の両者の思惑に、間で揺れる夏樹という図でした。
夏樹はキレ刑事と言われ署内ではやんちゃ系美人。
唐木はイタリア人系クウォーターで、口説くときには似合いの甘いセリフがこれでもかとこぼれ、薔薇のプレゼントつき。
刑事三年目の夏樹の立場や公安など警察内部の話も混じり、ちょっと回りくどいというかわかりにくい感じ。しかし警察内部の闇の部分の話は嫌いでなかったので読めましたが、そのためシリアスな展開です。
たまに合う唐木との逢瀬?でちょっと息抜き、主人公的にも最初はめちゃ嫌がってましたが言葉と手管を惜しまない男にまんざらでもなくなってきてる様子が窺えました。
結局嫌よ嫌よも好きのうち。始終ツンデレですが、かなりはじめから快楽に流されてしまって主人公それってどうよ~と思わなくもありません。
「女になると誓え」と快楽の中脅されて「なる」って言っちゃった時は笑ってしまいました。
夏樹弱すぎです。