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攻め君も受け君ももどかしい!
一言足りない!
そんな二人がどう展開していくかは大体読めてしまうのですが、脇を固める面々が個性的なので、そっちがお話を引っ張ってくれていると思います。
桜木氏独特の、北海道の空気感は漂っています。
評価にいちばん困るタイプの作品でした。
いいお話だし、それなりに楽しく読んだんだけど、なんとなく物足りない、みたいな。
たまにあるんですよね。
萌えか中立かで迷い、その日の気分で萌えになったり中立になったりする。
今日は頭痛で体調よくない日なので、中立ですw
鈍感攻めと、意地っ張り受けのカップルです。
攻めが主役。
大学の演劇サークルを通じて出会い、二人して舞台の主役をつとめることになる。
前半、意地っ張り受けのツンデレ具合いが可愛くて、ニヤニヤしちゃいました。
続編の『純愛しませんか?』がちょっと微妙でした。
視点が受けなんだけど、マイナス思考すぎるんじゃないかなァ…と。
桜木さんは薄味ながら好きな作家さんなんですが、それでも、たまにどこをどう楽しんだらいいのか、困ってしまうような作品があって、これもそういった一冊。設定やキャラは別に悪くないんですが、展開がどうにも乗り切れず、そのうち、おもしろくなるのかしら、と心配しているうちに終わってしまったという感じでした。残念。