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sora kara nani ga futtekita
作家さんの新作発表
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平成9年って…いつだ!? 今はなきルチルノベルスはまったくといっていいほど黄ばんでない。すごい。
そしてBLという言葉がありません。あとがきでは「やほひ」と濁されています。…やおいは今は死語なのか?
ともあれ! 久しぶりの再読、存分に楽しみました!
一人称で語られる本作の語り手は9才の男の人ー光治ーです。
9才の視点ですので、大人だったら分かることが分かりません。例えば「へんしつしゃのどぐが」が何を指すかは分からないけれど、いいことじゃないことだけは分かるという具合に。
また、綾瀬さんとパパとの関係はしっかり「有り」ですがH描写は一切なく“におう”だけで読み手の妄想を多分に掻き立てます(夜に何してるのー!?とか、どれだけだよ!綾瀬さんっとか)。
そんなところが、ほほ笑ましくも二重に楽しい。
二話目は15才に成長した光治くんの話で続編「星に願いを」への伏線になってます。
「星に願いを」を読まずにはいられない伏線です…