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neko wa koufuku de dekiteiru
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
『恋は憂鬱で出来ている』の続編になります。
相変わらずキャラクターは魅力的だし面白いんですよ。きたざわさんのこういうトーンはすごく好き。
前作レビューでも書きましたが、脇キャラクターがこれだけ個性的なのに邪魔じゃない。
きたざわさん作品では、個人的に(味方側でも)脇キャラクターが鬱陶しくてイラッと来ることがすごく多いので、それがないだけでも安心して読めるんです。
間違いなく『ラブストーリー』なんですが、それに加えて家族の縁に恵まれなかった幸(受)が、家族のような存在や居場所を手に入れるという側面も重視されています。その点でも面白いし好みです。
ただ・・・決して悪くはないんですが、前作が個人的にすごくよかったし好きなので、その続編か~と思うとちょっと物足りない感じはするかな。
でも、これはあくまでも『好き作品の続編だから』と勝手に期待値が上がりすぎたせいかも。
こちら単体では、確かに前作には及ばないとは思いますが、それでもやっぱり好きなんです。
ラブラブ後日談。
まとまっちゃったカップルのその後のお話です。
受けの幸がまだ未成年なのもあって、同居の恋人の伊原は表向き保護者。
伊原やまわりの大人達としては、幸にもっと甘えて欲しいのに、幸の方は庇護されることにとまどいがあって、、。
いくら、まとまっちゃった後のお話にしても、取り立てて特に事件があるわけでもなく、
何かにつけて、すぐに伊原に濃厚エチに持ち込まれて、幸の方もエチになっちゃうと素直に可愛くなっちゃって、後は伊原のしたい放題。
これの前の本だと、幸は結構過酷な目に遭っていたようなので、このような、ラブラブバカップルなお話もアリかも知れないけど、これ単独で読むと、ちょっと物足りないかも。
シリーズ2作目です。
相変わらず「巣窟」に集まる人たちは幸に暖かく、ほんわかした雰囲気です。
主人公のカップルは確かな信頼を築いていて、周りからいくら押されても不動という感じです。
攻めは相変わらず男前だし、受けもしっかりしているので、落ち着いて安心して読めるかな、という感じです。
もちろんラブな場面も出てくるのですが、恋愛重視と言うよりは、家族のような周囲の人たちとの関わりの方が重点的に描かれている気がします。