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ツッコミ所有りすぎてトンチキ過ぎてもうアホエロの域に達しちゃってます。
何も知らないで読むとぽかーんってなると思う。
でもトンチキっぷりがハンパないのでいっそおもろいです。
「神の子ども」は表題作の島の名家物。
冒頭シーンは秋夜[受]が後ろにバイブ、胸にローター、下着無しのメイド姿で館に来た客にアフタヌーンティをお出ししてます。
客は秋夜にエロ悪戯をしているところに当主であり秋夜の旦那様、ご主人様の春人[攻]登場。
メイド秋夜は客にフェラご奉仕。
そして春人と秋夜は実は母違いの兄弟で、秋夜は妾の息子で春人の義兄。
ひたすらご主人様にエロお仕えしてエロなお仕置きをされる秋夜。
定広さんが女っぽくならない様に描いたというだけあって、どう見てもメイド服着てる男なのが素敵です。しかもこの挿絵、ラピスがたまにやってたコマ割ありでたまに台詞まで付いてくるというマンガ風挿絵なので全編通してトンチキさに輪をかけてくれます。
この淫乱が!!ああっ、こんな恥ずかしいあきやをもっと虐めてくださいぃ旦那さまぁああ的なエロの途中で鬼畜ご主人様春人が突然「兄さん……」とか口走りはじめますよ!
実はこの2人はかつて秋夜に婚姻話が出た時に、手に手を取り合って一緒に島を逃げ出し愛の逃避行をした恋人同士だったのです、そんで追っ手に捕まり引き戻されちゃうんですが性処理の為のペットとしてなら春人の傍に居てもいいと言われ秋夜はペットの道を選びます。
そんでこの性奴隷メイドになったという訳です、春人の婚約が決まり、更にデカいバイブと強力ローター装着される秋夜。
そんな時、彼に惚れている少年に誘われ一緒に島から逃げようとするんですが結局最後は館の秘密の地下室で性奴隷エンド。
なんかエロゲのバッドエンドみたいな話ですが、これが一番まともです。
他はもっとトンチキです。
「モダンラバーズ」
資産家の囲われ愛人だった未亡人(?)男性が、通夜に借金取りに押し掛けられ金返せねーなら手前の身体で返しやがれ~~オラオラと喪服着物姿で棺の前で縛られ強姦。
こーゆー話かーと思ってたら、何とこの家のご先祖様でもある戦争中に亡くなった幽霊カップルがお盆に現代に戻ってきてて、コスプレエッチしまくってたというまさかなオチ。
顎カックンになりましたーー、最初の心理表現とか何だったのーっていうツッコミ等もはやこのトンチキ神の前には勝てず。
「夜」
SM趣味のS弁護士がセクハラ接待されてる青年を助けて、訴えたら画像が流失するのが怖いと怯える彼に怖くない様にしてあげるよーって告げて行うのが何と羞恥プレイ散歩。
目隠しした上に、首輪とち●こもベルト付けて更にち●こベルトに鎖を繋ぎその姿のままホテル内を歩き、ホテルロビーを通って行きます、上にコートとか着てないですよ!首輪とち●こベルトのみ装着で連れ歩かれます。
弁護士はホテルロビーで「ここでセックスしてあげたいけどそんな事したら警備員が来ちゃうから」とか言ってますが、いやセックスしなくてもこの姿だけで警備員来ますって!!
ホテルマンやロビーの客達も好奇の視線は向けるだけ、更にそのまま街中の人混みへと進む彼等、こんなの歩いてたら警察に通報されてとっつかまると思うんですがそんな心配は全くいらないみたいです。
公園で見物人に見られながら犯される青年。
ああ、淫乱な俺をみんなが見てる~、向けられる視線に興奮!見られると感じる~~~~みたいな。
そりゃまあこんな経験をすれば、画像流出位平気になるかもですが!!
現代日本舞台での公衆面前でのち●こ散歩、これってトンチキプレイとしてはかなり神の部類に入ると思うんですがいかがなものでしょ。
ざっと内容紹介しただけでこのぶっとんだトンチキ加減が想像していただけるといいんですが!
いやーー読むともっとトンチキですから!!
挿絵効果で素晴らしいとしか言えないトンチキエロっぷり。
よくまあこんなトンチキエロばっか集めたなーっていうトンチキ連続パンチ。
ぽかーんとなるか、おもろいと感じるかどっちかだと思いますが、自分的には後者でした。
ここまで突き抜けてトンチキなエロ小説はある意味爆笑だったのでトンチキ神で。
答姐トピックで「トンチキBL」とのご紹介を頂き、読んでみました!はー……読み終わって(´・ω・`)こんな顔になりました。
全く違うカップルのお話が三作収録されていますがトンチキぶりも世界観も一貫性がないので、エロス強めの作品集として楽しむものだと思います。思うところは多々ありましたが…まあ本人達が幸せならいいか。うん。
定広美香さんて小説イラストも描かれるんだな~しかもエロエロ…と思いながら読んでいたら、イラストにセリフが付いている!なんとも新鮮でした。時代…?