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brocom shohousen
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
「ロマンスの黙秘権」が面白かったので、こちらも手にとってみましたが、やっぱりうえだ先生の作品は面白い!!
この作品、まず受けも攻めも一味変わっています。
まず、受けの和紀は五年目の整形外科の医師。容姿端麗、身長も高く、ブラコンという弱点はあるものの、仕事もでき、患者さんや部下とも真摯に向き合う、何事にも一生懸命な熱い男。
-「ロマンス」だと、受けの啓が少し聖人君子すぎたのが気になりましたが、和紀は人間らしさというか思わず応援してしまいたくなってしまう可愛らしさがあり、非常に好感が持てるキャラでした♪
そんな何事も出来る彼が『受け』というのは意外かもしれませんが、私はこの本の元となった前作を読んでないせいか、全く違和感がなく読めました。
(むしろ、この本単品だと、和紀が一生懸命頑張るあまり可愛すぎて、受けにしか見えないです・・)
そんな出来る男のお相手は、普通だと『強気な受けを振り回すぐらいの、がっっちりしてて俺様で傲慢な男前』っていう自分法則があったんですが、この作品の攻めの京悟はそんな法則を見事に吹き飛ばしてくれました(笑)
色気溢れる男前で、和紀と同じ整形外科の医師で、腕も立つ。けれども、彼は決して傲慢でも常に強気な訳でもない。
空気を読む能力が抜群に優れており、飄々としているようで、最終的に自分の主張を通すのがとてもお上手。
熱すぎず、かといって冷めてもいない、どんな状況でも自分のスタイルを貫く彼は、まさに理想の大人の男でした。
でもそんな彼も、自分にはない熱さで何事にも真摯に向き合う和紀が、可愛くて可愛くて仕方ないんですよね~
二人きりの時に和紀が京悟のことを「先輩」呼ばわりするのも、きゅんとしました。こんな後輩いたら絶対可愛いだろうなぁ。
二人が同じ職場の医師ということもあり、お仕事描写が少し多いですが、個人的に医療現場のシーンを見るのが好きだし、細かいところまでよく練られているせいか、全然退屈せず最後まで楽しく読めました♪
ただずっと和紀視点のせいか、いまいち京悟の人となりが掴めなかったので、続巻に期待したいです。
「Missing You」に登場していた優奈のお兄ちゃん、和紀のお話です。
弟・優奈が恋人を追って渡米した後、
和紀は、新任医師としてやってきた3つ年上の京悟と出会います。
彼の人間性に惹かれ、弟に関する話を聞いて貰ったりしているうちに、
京悟に迫られ関係をもってしまい…。
前作では、優奈の恋路に猛反対していたお兄ちゃん。
「もう、大人同士の恋愛だし、認めてあげたらいいのに~。」と、
正直、あんまりよい印象を持っていなかったのですが、
こちらの作品で、彼がどれほど優奈を大切に思っているか、
幸せを祈っているかを知り、すっかり見直してしまいました。
素敵な兄弟(家族)愛が描かれていますよ。泣けました~。
普段はしっかりしたお兄ちゃん気質タイプなのに、
京悟には主導権握られっぱなしの和紀が可愛かった♪
京悟は、大人で平等な立場で判断ができる人で、
素直になれない和紀を上手に導いてくれます。
ちょっと底の見えない人ではあります(笑)が、素敵な男性ですね。
スピンオフ作品(別作品)というより、
お兄ちゃんsideの続編という印象を受けました。
物語の終盤では、克治と優奈もちょっとだけ登場しています。
この二人がお互いに自然に甘やかしたり甘えたりできるように
なっていた姿に、良かったなぁ…と涙腺を刺激されてしまいました。
先に、「Missing You」を読まれることをお薦めします。
「Missing You」優奈の兄ちゃん登場です。やっぱり「Missing You」の後に読んで頂いた方が、楽しめます。
たびたび優奈と克治の邪魔をしていた兄ちゃん和紀でしたので、二人を認めているかと思えば、こちらでもいつ、別れて帰ってきても良いように、大丈夫かと電話をいれては、うっとうしがられます。
そんな頑固で、かたくなな和紀に現れたのは、もっと大人の先生でした。
優奈と和紀の間にはいり、祝福してあげるように取り持っています。
いつも優奈を守っていた和紀の役割は、克治に渡してもいいと決心をすることができ、京悟に感謝することができるようになった、和紀は一歩大人になったのですが、その分京悟に心を開き、甘えさせてもらう気持ちよさを教えてもらうこととなります。
懐の深い京悟先生がかっこいいですね。怒らせたら怖そうですけど。。(笑)
【Missing You】で弟(優奈)が同性への恋に走るのを反対し、
邪魔をしていた兄・和紀が主人公です。
弟の恋愛を『男同士だから』という理由で大反対していた自分が男と関係を持ってしまい、色々と葛藤する和紀の姿にニヤニヤ。
性格はアツくて直情型な俺様な和紀が、押しが強くて、さり気なく鬼畜!でも包容力があって大人な京悟に、あれよアレよと言う間に押し倒されてしまうのがたまりません!
また小説が受の和紀視点で語られるので。京悟がものすご~く、得体の知れない男に
見えるんですよね(そこがまた、たまらんのですが)。
機会があれば京悟視点のお話も、うえださんに書いて欲しいです。
スピンオフのこちらはまったく好みじゃないです。むしろキライだ。
もともとメインキャラクターがどちらも好きなタイプじゃないというのもありますが、個人的には『和紀が受』という時点でもうダメでした。
和紀は『Missing you』で優奈(受)の兄として(かつ攻の克治の親友でもある)メインCPのラブを邪魔する役どころだったんですが、私のイメージは決して受ではなかったんです。いや、和紀に攻受当て嵌めて読んだことはないんですが。でも強いて言うなら(というよりもう考えるまでもなく)攻だったんですよ。
私は『自分のイメージ(思っていたの)と攻受が違う』というのがものすごく苦手。もう心底無理で拒絶反応が出ます。
その上、攻攻しい受(元攻でもノンケでも関係なく)も攻×攻的CPもまったく許容範囲外なので余計に苦痛でした。
そういうわけで、読むには読んだけど・・・キャラクターにもストーリーにもまるで興味が持てないまま、目が滑ってしまいました。
ただ、↑レビュータイトル通り『Missing you』がこちらの評価でも『神』と迷ったくらいのホントに大好きな『個人的神級お気に入り』なので、向こうのCP(克治×優奈)がゲストで出て来るのだけが楽しみでした。もうそのためだけに読んだと割り切っています。
というわけで、本来のキャラクター・ストーリーは1回読み流したらもう十分というより読みたくなかったと言ってもいいくらいですが、克治と優奈の出てくるシーン(4人での会食のあたり)だけは好きなので、あくまでもその2人にスポットを当ててそこだけ何度も読み返しています。
たぶん『Missing you』よりこちらの方が好きな方が多いんでしょうね。続編出てるし。←『Missing you』はいろんな意味でかなり好みの別れる作品だと思います。でも私は堪らなく好きなの!