この罪が許されるなら

この罪が許されるなら
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神0
  • 萌×21
  • 萌1
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

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レビュー数
1
得点
7
評価数
2
平均
3.5 / 5
神率
0%
著者
芹生はるか 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

イラスト
石田育絵 
媒体
小説
出版社
二見書房
レーベル
シャレード文庫
発売日
価格
¥552(税抜)  
ISBN
9784576991405

表題作この罪が許されるなら

由井俊征 高梁陵
結城和宏 和泉洸

その他の収録作品

  • 眠れない夜を抱いて

レビュー投稿数1

ご都合主義でもそれ以上の切なさ

前作の続編というよりは続きと言った方がいい作品。

前回一応カップルになった和宏と由井はアメリカへ渡る。
異国での慣れない生活でのすれ違いが由井への不信感とその息子への罪悪感も重なり和宏はアル中に。

元はと言えば強引な由井のせいではあるけれど、本来引きずられるような性格の和宏ではないためにやはりそれだけ愛しているから由井の元に居るんだろうと思う。
でも由井が離婚していないこと以外にも自分の担当患者、しかもまだ子供の父親でその子と一緒にひとつ屋根の下に暮らす事が酷く負担になり精神を壊していく。
とにかく切なくて……反面なんかおかしくないかぁ?とドツボにはまる和宏とほったらかしの由井にご都合主義は見え隠れするけれど、それで萌えられるならいいです(笑)

同時掲載の陵と洸はもっと切なくて、こちらは洸がもの凄くいい子なだけにやるせない。
今回の事件に巻き込まれたこともそうだけれど、彼の生い立ちから陸と暮らす毎日の中での洸が健気で泣けます。

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