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三浦煌さん(榊花月さん)の得意な組み合わせのカップリングで、安定感ばっちりでした。
受けは悩める普通の高校生。攻めは飄々とした性格の俺様大学生。
最初は三角関係なんだけど、途中から三角の一点がなくなります。
前半と後半で執筆に時間があいてたからか、微妙に辻褄のあってない描写があったのが気になりました。あと、ラスト近くで登場した哲ですが、伏線もなくてあまりにも唐突だった気がしましたが、無視できるレベルでした。
全体的には私の好きなストーリー展開で、楽しく読むことができました。
とくにこういう攻め、大好きなんだよね。いいなあ、こんな男に惚れられたいよw
恋愛についての描写は少なめです。
悩める高校生主人公がいろいろ葛藤してる話がメインかな。大人になりすぎず、かといってガキっぽくもない、その中間地点にいる高校生らしい悩み。共感できるとかじゃなく、ただ懐かしくてツンとなりました。
海辺の町の高校生・月穂が、東京からやってきて居候となった遠縁の貴之と、貴之の友人の弟・柾によって、恋を知る話。
ちょっと三角関係。
3Pではない。
まだ恋がなんであるかもわからない月穂。
月穂は、物静かで穏やかな貴之に憧れとも、恋とも付かないような仄かな気持ちを抱いている。
貴之が月穂の家にきた理由は、どうやら貴之をを追うようにして東京からやってきた柾の兄と関係があるようで、、、
前半は、恋も憧れもまだわからない子どもの月穂が、貴之の一方通行の恋の終わりに巻き込まれる話。
で、前半から散々月穂をからかってきた柾が、前半の最後の方から、実は月穂を??
後半は、月穂と柾の話になるのだが、、、
この柾のキャラクターがねぇ
なんともアレすぎて、、
月穂じゃなくても、本気にできない。
少なくとも、柾は私の好みのタイプの攻めじゃない。
というわけで、この古い本、忘れ去られて埋もれちゃうのも宜なるかなって感じではあった。