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「運命です」と言い切って、ひたすらぐいぐい押してくる美形の執着攻め。しかも敬語だから萌える。
こういう攻めって、オソロシイのに面白いんだよね。
その情熱的な態度に惚れたとかほだされたとかというより、嫌がっても嫌がってもめげない攻めとのやりとりの不毛さに、ほとほと疲れ果てて、押しきられて関係を持つようになった受け。その気持ち、分かんないけど分かるような気がしてしまう。
運命なら仕方ないさ!とナチュラルに思えちゃいました。
どんどんコミカルになっていく展開でしたが、これ作者も意図してない部分で、制御不能になっちゃったんじゃないかな~と思いました。面白かったから無問題ですが。
ストーリーもしっかりしてて良かったです。
攻めは人形師で、そこに人間の魂を封じ込めたり身代わり人形を作る力を持ってます。
さまざまな伏線を散りばめて、謎を提示したり回収したり、興味をそらさないストーリー構成でした。
面白かったです。
前田栄さん作品、好きかも。