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失敗した大学受験の会場で介抱してくれた大学生・伊豆原と
初めて入ったゲイバーで再会した浪人生・透人の
ノンケ×ゲイの再会ラブ。
透人は、自分の性癖に罪悪感を覚えている為に
伊豆原への思いを伝えられずにいるだけじゃなく
伊豆原の気持ちも上手く気付けなくてすれ違う。。。
でも、やっと伊豆原の気持ちを受け入れられるようになる事で
自分が抱えていたさまざまな問題も乗り越えられたのかな~。
いわゆる朝チュン系で、物足りなさは否めないんですが
この作品はそれでも良かったのかな?と思いました。
同時収録の「イン・ユア・ラブ」は
覚が住むオンボロアパートいちごや荘の家主・市後谷と
いちごやの住人でノンケの有坂のお話なんですが
生活能力の欠如した市後谷の世話をしているうちに
どんどんそれが楽しくなってきた有坂の浮かれっぷりがかわいいw
だから
市後谷の元カレがアパートにやってきて
なし崩し的ながらも、エッチをしちゃう市後谷に
ちょっとまゆをひそめちゃいましたよ。。。
市後谷も有坂の事を好きになり始めていたはずなのに、と。。。
まあ、同じタイミングで自分の市後谷への気持ちに気づいた有坂が
ここ一番頑張ってくれたお陰で丸く収まったし良かったけど。。。
あとで知ったのですが
この作品の前作「ストロベリーハウスフォーエバー」は
出版はこの作品よりも先だったけど
時系列的には、この2つの作品の更に後のお話みたいですね~。
いちごや荘に住み始めた透人の弟と
有坂や透人とも友人である、これまたノンケの根津のお話で
この「雨の上がる場所」に
「ストロベリーハウス~」の後日談が載ってたんですが
「根津、おまえもか。。。」って思っちゃいましたw
いずれ、その根津と弟くんのお話も読んでみたいですね~。
「ストロベリーハウスフォーエバー」のスピンオフ。
・・・だがしかし!それ未読OTZ
でも、お話は楽しめましたよ。
2CP、2話オムニバスで入ってます。
医大受験会場で倒れてしまった自分を介抱してくれた
医大生に、ひと目惚れしちゃうというお話。
舞台は、北海道です。梅雨時から夏休み・・・
じめじめとした片思いが晴れるのか?
“雨の上がる場所”は意外にもすぐそこでしたw
ひと目惚れっていうマジック。
それに頼り切ったシナリオでしたね。
エロもろくにないし少女マンガのような清らかさに満ちてます。
BL初心者にすすめてみるといいかもしれません。
ときめきはありますが、エロスが足りませんOTZ
もう1本は、寮の大家兼管理人兼執筆業をしている35歳受けと
大学生の寮生年下攻め。
つってもエロが少ない作家さんです。
そして、山田ユギさんの挿絵もものすっごい少ないです。
うぅん、この作家さんエロスはあまり得意じゃない???
いえ何もエッチシーンを書き足せっていうわけじゃなく
なんというか全体的に色気薄な感じがしました。