お買い得商品、セール品、中古品も随時開催中
「晴人と、一緒に生きていきたい」
mousukoshi dake, sobani ite

原作既読、大好きな作品のドラマCD化です。
Xで情報を知った時から、楽しみに待っていました。
ポケドラ配信にて、紙コミックス片手に
時間を忘れてじっくり聴き入りました。
途中何度も何度も涙が溢れて、ティッシュが手放せなかった、、
原作の骨太なストーリーに声優さん達の胸に迫る演技が合わさって、
没入感と聴き応えを感じる、素晴らしい作品になっていたと思います。
BLCDまだまだ初心者で聴いた数も少なく、
また声優さんにも詳しくないのですが
私が今年聴いた数少ないCDの中でも最高に沁みて、
印象深い音声化作品でした。
物語一番最初の、晴人の事故の場面。
トラックと原付がぶつかる音、重なる晴人のモノローグ…
音から伝わってくる臨場感にハッとし、一気に物語世界へと引き込まれます。
あっ、ここで言及するのも中途半端なのですが、ちなみに。。
アニメイト特典の「ベタなことをしてみたい」は
本日25日にぴったり!な、”クリスマス”のあまーーいお話。
これ、今晩何度も聴き返します(๑•̀ㅂ•́)و✧
貴重な貴重な、晴人から晃への…と、「◯◯◯」の一言が聴けて
心、昇天。(ほぼネタバレしてますが;一応、ぼかします...!)
大学時代に知り合い、恋人同士となった晃(攻)と晴人(受)。
不慮の事故によりへそから下の感覚がなくなり、
車椅子生活を余儀なくされることとなった小説家・晴人。
そんな晴人とリーマン・晃との同棲生活の中で生まれる
切ないすれ違い、そして共に歩むと決意したその先までが、
丁寧に表現されています。
◆KENNさん(晃・攻め)
恥ずかしながら初めてお名前を知った声優さんだったのですが(すみません...!)、もう、もう、素晴らしい演技でした。
献身的で、一途で、裏表など全くない大型わんこ、
原作のイメージ通りの晃が、そこにいた…
元気にわんわんしている時も(笑)、必死に晴人に縋る時も、
声からダイレクトに喜怒哀楽の感情が伝わってきて、
自然と微笑んでしまったり、涙を流したり…
特に印象的だったのが、4話で晴人とすれ違ってしまう際の
「だからお願い そんな風に言わないで」という台詞と、
その後の「お願い」「お願い…」という呟き。
声の強弱や大きさ、そういった細かなテクニックのことは
はっきり分からないけれど、聴いていて切なさに胸が押し潰されそうに…
晃の献身と一途な気持ちが、逆に晴人を追い詰め、
「解放してやらなきゃ」「僕も解放されたい」と思わせてしまう皮肉が
痛くて辛くて、涙を堪えきれないシーンでした。
◆岡本信彦さん(晴人・受け)
どこかちょっと猫っぽくて、外出が嫌いで、晃とは正反対のタイプの晴人。
晴人も原作のイメージそのまま、よりキャラの深みと解像度が上がるような
演技に圧倒されました。
キャストトークを聴いて納得。
晴人のことを、「晃よりもより俯瞰で客観的に物事を見るタイプ」と
評されていて、ああ、なるほどそうだなあ…と深く頷いてしまいました。
晃の振り幅大きな感情表現と違い、淡々と紡がれるモノローグや
台詞の中に、彼の悲しみや苦しみ、辛さが滲み出ていて。
ボリュームを抑えた声量の演技の中に、いろんな感情の揺れが
ぎゅっと込められているように感じました。
◆立花慎之介さん(芝先輩)
芝先輩〜〜!!なんって良い人なんだろう…
晃を叱咤激励し、時に優しく寄り添い。。
気持ちのよい距離感で二人を支えてくれる、ナイスなキャラの演技、
ぴったりハマっていて素晴らしかったです。
”あの場面”で「寝ろ!」って言える芝先輩が大好き。
原作を読んだ時にも思ったけれど、今回音声を聴いてより
「好き!!」と思える好きキャラでした◎
===
ストーリーの中で印象的だったのは、
物語の中で鍵となる”あの紙”のことを
晴人が「お守り」だと言うこと。
死を目標にするのではなく、「生きる」ことを目指すために。
タイトルの「もう少しだけ」に込められた意味にも思いを馳せ、
考えさせられるポイントでした。
あと!
やっぱり、なんといってもエピローグ。
数十年後の「彼ら」の姿、認知症になった晴人の、
年齢を重ねたことが分かる声とその台詞・モノローグに
涙と嗚咽が止まらなくなりました( ; ; )
素晴らしいストーリーに、魂のこもった声の演技。
原作を読んだ際の感動が何倍にも大きくなって感じられる、
最高のドラマCDでした。