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悪役令息だけど…溺愛ルートに突入しました⁉
akuyaku reisoku Reynaldo Limona no kareinaru taijou
今回は騎士団長と宮廷魔法士のお話です。
受様の未来を変えるための行動が
秘されていた過去の暗部へと繋がり未来を変えるまでと
攻様視点や本編後の番外編3話を収録。
公爵家の次男である受様は12才の時の選定式にて
前世を思いだした事で自分が乙女ゲームで
断罪される悪役令息だと気づきます。
前世の受様はこのゲームをしたことがなく
宮廷魔法士となった今でも受様の評価は良くありません。
そんな受様の運命が回りだすのは
受様が手伝いに駆り出された叡智の塔の卒業考査の時に
何者かが封印結界を破壊して悪魔召喚しようとした事件が
きっかけでした。
その時は元同級生で
膨大な魔力もちであり今は近衛騎士団長である
攻様とともに難を逃れますが
次にはゲームの主人公の次期聖女とともに
魔道機関車爆破を企てる者達に拉致される事となり
次期聖女は精霊術の行使によって眠りに落ち
主人公不在の状況となるのです。
受様が首謀者として断罪される未来を変えるため
攻様とともに次期聖女を目覚めさせるために
奔走する受様でしたが
受様を犯人としたい人物の魔の手は着実に受様に迫り
封印結界の確認に向かったバレンダール公爵領にて
結界破壊の容疑を掛けられた挙句
結界襲撃事件の査問会の重要参考人として
監視塔に逗留されることになるのです!!
受様は断罪される運命を変えられないのか!?
既刊「悪役令息レイナルド・リモナの華麗なる退場」の
続編で近衛騎士団長の攻様と悪役令息の魔法士の受様の
異世界転生ファンタジーです♪
攻様は本作でも受様を護るため奔走しますが
受様のトラブル体質か、ゲームシナリオの強制力か
本作でも受様は否応なく断罪コース一直線です。
本人的にはその気はないという事はわかるのですが
受様を護りたい攻様や見守る読者のハラハラ&ドキドキは
留まるところがない展開です ヾ(≧▽≦)ノ
眠りについた次期聖女を救うために奔走する受様は
ある人物の言動が攻様の祖父である総帥への
疑いを促している事に気づきます。
そして教会と聖女の関わりを紐解いていく事で
バレンタールの大過と呼ばれた事件について
関わった者達が秘匿した事実が明らかになっていきます。
徐々に見えてくる隠された真実と
それによって引き起こされた悲劇の裏で
憎悪募らせていた者こそが黒魔幕その人なのです。
彼は断罪されることなく逃げ切っていて
本当の幕引きとはなっていないのですが
バレンタールの大過の裏で起こった悲劇を
未来への遺恨としないために最終決戦を挑む受様達の
戦いぶりにとてもワクワクさせられました。
そして差の戦いでもまた受様がやらかして
そんな受様を救う為に攻様がる行動もまたすごくて
黒幕以外の着地点は面白かったです (^-^)/
番外編も攻視点、受様の従者見習い視点と
本編では読めないお話で楽しく読ませて頂きました♪
レイナルド・リモナと書いて救いの光ですね!
2巻を読み始めたらあんまり1巻の説明がなかったので1巻を復習してから挑みました。
2巻もものすごく盛りだくさんでした。
巻き込まれが尋常じゃない!今度はシナリオの強制力がついに?な全ての罪をなすりつけられ、いよいよレイナルドが断罪か?
そこから繋がる王宮の40年前からの秘密と、たたみかけるような息をつかせぬ怒涛の展開でした。
もうレイナルドのヒラメキが冴え渡る!それを支えるグウェンドルフ!
この物語の真の主人公は君だ!でした。
レイナルドが本当に良い子なんですよね。
いったい何人救ったの?ってくらいレイナルドが救いまくってます。なんなら国まで救ってますけど?
詳しくはぜひ読んでのお楽しみが良いかと。
2巻ではラブの方も進み、あ〜良かったなあ!2人ともお互いにこの世界にやっと足場を固められたというか、地に足がついたというか。1人じゃ死ねないようになりましたね。
もっとゆっくり2人を休ませてあげて〜でした。
悪意をはね返しダメナルド返上した巻になったのではないでしょうか?
巻末の短編もとっても良かったです。
ベル〜!