狼辺境伯様と溺愛子育て

疎まれ第二王子、辺境伯と契約婚したら可愛い継子ができました

utomare dai2ouzi, henkyouhaku to keiyakukon shitara kawaii mamako ga dekimashita

疎まれ第二王子、辺境伯と契約婚したら可愛い継子ができました
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神0
  • 萌×21
  • 萌0
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
1
得点
4
評価数
1
平均
4 / 5
神率
0%
著者
野良猫のらん 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

イラスト
兼守美行 
媒体
小説
出版社
アルファポリス
レーベル
アンダルシュノベルズ
発売日
電子発売日
価格
ISBN
9784434356278

あらすじ

王国の第二王子アンリには、生まれつき精霊が見える。だがそのせいで気味悪がられ、血の繋がった親にすら不要とされて、孤独な日々を過ごしていた。そんなある日、自分と同じく精霊が見える狼獣人の少年テオフィルが親に虐待される場面に出くわしてしまう。思わず身を挺して彼を庇うアンリ。その現場にはもう一人、テオフィルを救おうとする者がいた。それは少年の親類にあたる辺境伯グウェナエル。なんと彼は、アンリと結婚するので跡継ぎとしてテオフィルを引き取ると言い出したのだ。アンリとグウェナエルは初対面。親に疎まれる子供を救うための方便……のはずが、グウェナエルは本気でアンリに結婚を申し込み――!?

表題作疎まれ第二王子、辺境伯と契約婚したら可愛い継子ができました

領民に慕われるでルヴァンクール辺境伯、黒狼獣人
精霊が見える事で疎まれる第二王子

その他の収録作品

  • 番外編 疎まれ第二王子、辺境伯と契約婚したら可愛い継子ができました

レビュー投稿数1

精霊に愛された王子の幸せとは

今回は黒狼獣人の辺境伯と薄幸の第2王子のお話です。

精霊に愛される受様が同じ質を持つ狼獣人の為
攻様と契約婚するものの家族として幸せになるまでと
後日談短編を収録。

受様は天使と評される美貌の持ち主ですが
人には見えない精霊が見える事を機に悪がられ
父王や異母兄から疎まれて貞知ます。

押し付けられる公務や雑務で多忙な中
獣人嫌いの兄王子の代理で豊穣祭担当を任され
獣人文官に家に向かいます。

文官の家で先客待ちをしていた受様は
自然の多い場所を好むはずの精霊が屋敷内に漂っていて
彼らを目で追っていると不意にある方向に動き出し

追いかけた先で銀色の被毛の狼耳の獣人の子供が
母親らしい女性に叱責されている所に遭遇
母獣人は傍らの花瓶を手に取って振り上げようとし
受様は子供を庇って怪我を負います。

その場を沈めたのは受様が待たされた先客の辺境伯で
彼が今回の攻様になります♪

文官は自身の次男といいますが
母を困らせる嘘つきな子だとで決めつけていて
受様は子供が自分と同じ見えないものが見える為に
家族に疎まる存在なのだと心を痛めます。

攻様は「ならばその子を養子として跡継ぎとして育てる」
「この方が将来の伴侶だ」と受様の肩を叩いてきて!?

WEB小説サイト「アルファポリス」掲載作を
改稿加筆しての書籍化で辺境を守る獣人の攻様と
家族に疎まれる受様のもふもふファンタジーになります♪

攻様は受様のけがの手当てをしながら
子供を引き取るために適当な口実が思いつかず
受様を婚約者にしたと謝り
金と引き換えでの数年間の契約婚を申し出ます。

受様が引き受けて初めて辺境伯だと名乗りを上げ
受様に名を聞いて初めて第2王子だと知るという
天然ぎみな攻様なのですが

表情変化が分かりにくい攻様の感情は
全編を通して攻様の感情は尻尾と耳によくよく現れていて
もふもふ好きなMYツボは非常にそそられました♡

受様を厄介者とする父王は攻様の求婚を
ぞんざいに許可したばかりか重臣達も集う謁見の間で
即婚姻の契りをさせるのですよ Σ( ̄。 ̄ノ)ノ

受様ばかりか攻様をも侮る所業ですが
誓いの儀がすんだ2人の周りに沢山の光が集って
誰もが見える女神となって釈福したことで
受様が初代国王と同じ"精霊の呼び手"であると判明すると

精霊神に祝福された結婚の取消して
受様を王太子にしようとする醜態を見せた事で
受様は完全に父王を見限ります。

辺境の地で受様は攻様と愛息となった小狼獣人を慈しみ
誓約婚ながら攻様に惹かれていくのですが
受様を憎む兄王子の策略による身内の裏切りで
陥る大ピンチでハラハラMAX!!

攻様が受様を心身ともに大切な伴侶とするまで
大変楽しく読ませて頂きました (^-^)/

1

レビューランキング

小説



人気シリーズ

  • 買う