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tensei mob meshitsukai datta noni goshujinsama ni kyuukon sareru nante kiitemasen
今回は悪役の白魔術師と転生した日本人のお話です。
気付くと物語の悪役である攻様の使用人だった受様が
攻様のバッドエンドを回避して幸せになるまで。
受様は会社の倉庫で資料探していたはずが
気付くと外国の美術館のような豪華な建物の中で
倒れていました。
見覚えのない眺めに首をかしげていると
叱責すると男性の声が響き、振り返った受様の前には
煌びやかな美丈夫がいました。
彼が今回の攻様です♪
攻様は全く知らないはずなのに妙に既視感があり
気がつかないうちに勝手に迷い込んだのかと
慌てて謝罪してその場を去ろうとして自分の服装が
古い時代か異世界の装いのようだと気づきます。
混乱する受様に攻様は相手にできないとばかりに
再び貯蔵庫から薬草を取ってこいと命じて
去っていきます。
受様は訳が分からないままに攻様とは逆方向に歩き
見つけた庭仕事をする男性を貯蔵庫の場所を訊くと
受様を知るらしい庭師に訝しがられます。
彼にここがサンモラーシャの領主の館であり
攻様の名前を訊いた受様はここが受様が読んでいた
小説世界で攻様が女主人公の婚約者最有力候補の
優秀な魔術師であると知りますが
攻様は女主人公の兄に敵わない恋をしていて
対面とプライドのために毒薬と魔術を悪用して
信用を失う役柄なのですが
攻様の使用人は物語に登場しません。
名前もないモブキャラになった受様の未来とは!?
物語世界で破滅する攻様とモブキャラになった受様の
異世界転生ファンタジーになります♪
受様は物心ついた時には父の親戚宅で育てられ
8才で施設に移されますが、空気のように大人しい受様は
誰にとってもどうでもいい存在でした。
高校でやっとできた友人の特別になりたくて告白するも
手ひどく振られて以来親しい人は作れなくなります。
ネットで小説や漫画を読む事を楽しむささやかな人生を
歩んでいくものと思っていたのですが
この物語の攻様は
企みを阻止されて名声と親友の信頼を失うため
物語の中くらいみんなが幸せでいて欲しい受様は
攻様と親友とのBL展開を切望していたため
完結した物語の中で受様が結末を変えてもいいはずと
攻様にこの世界で一番好きだと告げて
毒薬事件を中止させ、攻様と親友が結ばれるように
手伝いたいと申し出るのです。
攻様は使用人の受様の名を知らないほど無関心でしたが
攻様の計画を知っていたことで受様の話に耳を傾け
良い結果を目指して計画を練っていく中で
一途に自分を慕う受様に好意を抱くのは
かなり都合が良いなぁと思いましたが
攻様の継母と受様の転生の関わりが見えてくると
攻様の過去という伏線が活きてきて
受様に危機が迫ってハラハラ&ドキドキ
攻様が受様がハピエンを迎えるまで
とても楽しく読ませて頂きました (^-^)/
とっても好きなお話でした。読みやすくて、するする読めたのもよかったです。とにかく心温まるお話でした。読んだ私も幸せになれた、まさにハッピーエンドでほっこりしました。転生ものは苦手ですが、ゆゆ先生のお話なので読んでみて、大正解。すごくよかったです。転生ものってどうしてももやっとするところがあるので、あまり得意ではなかったですが、こちらはそのもやっとがなく、すごくよかったです。ぜひたくさん読んでもらいたい。
葵居先生の転生もの、しかも主人公は、モブ!
モブ主人公大好きなので、配信日を楽しみにしておりました!
ふと気づけば、大好きなWeb小説の世界へ転生していた主人公、紀里斗。転生した先の身分は、作中の悪役である魔術師ディートフリートの雑用係キリト。
紀里斗は大好きなキャラ、ディートフリートの恋を実らせ幸せにしようと奮闘します。
紀里斗の前人格(?)であるキリトはディートフリートの雑用係。厳しい主人に叱られても辞めず、幼い頃から現在までの十数年間、雑用係を務める物静かな青年。ディートフリートはキリトの名前も知りませんが、自身がつらいときも常にそばにいたキリトを信用していました。その素地があったから、転生して中身が紀里斗になって今までと違う言動や行動を起こしても、面食らいつつも話を聞き、受け入れてくれる。
キリトのこれまでの献身が、紀里斗を救った…。それに気づいて紀里斗が胸を痛める場面もありますが、そこに気づける紀里斗で良かったです。
「幸せ」をテーマに描かれたこの作品、読後心があたたまるような、やさしい物語でした。
タイトル通り、転生して雑用係になった紀里斗に惚れて求婚しちゃうディートフリート様ですが、他人に厳しい面もありますが、言葉が足りないだけで心優しいスパダリ。
ディートフリート様が紀里斗にスキンシップしたり迫ったり求婚したりのシーンはニヤニヤしました。この攻め、見せつけたがりさんです。周囲に誰がいようとおかまいなし。「さあみなさい、このかわいい俺のキリトを!」な勢いでいちゃついてて笑いました。やさしいせかい。
紀里斗の転生理由や、それにまつわるあれこれに傷つき苦悩する場面は切なくもありましたが、読者的には…これでもか!というほど見せつけられていたので、「心配せんでええよ…」と生ぬるい微笑みを浮かべちゃいました。
事件解決のくだりは駆け足気味でしたが、まあそんな詳しく知りたいとも思わないので(笑)大満足です!
キリトくんにもさらっと触れてくれてのハッピーエンド。面白かったです!
読後、キリトくんのことが気になりすぎてディートフリート様と紀里斗のハッピーエンドに浸れなかったなぁと個人的に思ったり。
転生した紀里斗は「小説でディートフリートの行動や今後の展開を知ってる」という強みで彼の関心を得ますが、あっちへいっちゃったキリトくんはどうなったんだろう……と気になって気になって。
紀里斗と同じ条件なら、言葉は話せるし理解できるとしても、文字は読めない全く知らない世界で、たぶん資料を抱えたまま床に転がった状態で気がついたんだろうなと…。
紀里斗より過酷なんじゃないか…?と思うので、転生チートかなんか得てて、紀里斗の面倒見のいい先輩とやらに世話してもらって、しあわせになってたらいいなぁと思います。スピンオフないですかね!?キリトくんの幸せ物語が読みたいです!