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萌押しだが、萌より笑の多い、突っ込み処満載な一冊。
私がこれを購入した理由は単純だけど両者眼鏡着用だと言う点。BL界の眼鏡って、どちらかが掛けてるか、掛けてても外してる確率が高いとかが多いので新鮮。
お話は、代理で校正に出向いた印刷所で人違い勘違いをしている泉にいきなり嫌な態度を取られ、それに心底腹が立っていたのに何故か恋に変わっていて、負げずに押せ押せアタックしていく駿河と、アタックしてくる駿河をあしらいながらも徐々に落ちていく泉の二人のすれ違い恋話。駿河が惚れっぽい性格なので恋に発展するのが早かったけど、その後の懲りないアタックとか、互いにすれ違って歩む日々とか、泉の意外な一面とか、見てて面白かったです。
全体的に砕けた描写だったので読みやすいし、視点がコロコロ変わるけど、分かりやすい表記になってるのでそこも問題ないと思います。仕事の事もきちんと書かれていて専門用語もあるけれど、知らなくてもそう言うのに興味があれば多少納得はできるんじゃないかと。逆に同じ職関係だと、そっちの意味でも楽しめると思います。自分がそうですので。
エロスには…ごめんなさい、萌より笑いが込み上げてきて大変でした。意外と駿河は変態さんだったのかと…いや、愛故か。
オマケは必読です!あとがきの後にあるので逃さぬ様お気をつけあれ。
また一口メモとして、水碕さん個人サイトで、脇役である藤江さんのお話が読めます。
※以下多少ネタバレ有
いやあ面白かったです。短髪眼鏡に黒髪眼鏡、両者とも好みの分類で楽しめました。最初に書いた通り、萌より笑の方が多かったのですが。もちろん眼鏡眼鏡と言うのは萌ポイントとして高いですが。
互いに「第一印象=最悪」かと思ったけど、どちらかと言うと泉の態度が最悪でした。泉が思う駿河としては、徐々に印象が最悪になっていったんだと思います。でも泉は駿河の出す校正指示が気に入っていたので、駿河が初対面でも、泉にとってはある意味初対面ではないんだなと。駿河が泉を誘うのに、相手の携帯を奪って物質(ものじち)するんですが、最後の方で泉が同じような手を使って誘っていたのが可愛くて仕方ありません。
最後はタチネコ分かってなかった泉を押し倒してゴールイン。初めてだと言う泉にニヤニヤしてしまう駿河、ニヤニヤする駿河に怒る泉…負けず嫌いな泉がとる色んな行動は見物でございます。
あとオマケでは駿河が泉にデレデレ。この二人はまたすれ違いで喧嘩したりするんだろうなと…サイト上でもいいので続きとか読みたいと願ってしった。
絵師はタクミユウさん。ちゃんと眼鏡眼鏡なキスシーンもあって、最早そこだけで満足気味。眼鏡×眼鏡って本当に新鮮。