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maria
シャルルとハルキの話と、カイゼルと諒の話の合同本でした。
なんていうか……相変わらず、ハーレクインくさいのはさておき(美しいものを形容する大袈裟さが)。
最初読む前は、それぞれの作者さんが、自分のキャラ目線の話をそれぞれ書いているのかな? と思ったんですが、どっちかっていうと、シャルルとハルキの話に敵役として、カイゼルと諒が出てきて感じの話でした。
個人的には組んでくれる方がよかったような気もしたんですが……。
どっちも知ってるキャラだとどっちかが悔しいのって嫌ですよね。
で、読んだ感想なんですが……
何となく、シャルルがカイゼルに負けたような感もあったりするんですが、まぁ、片方はシャルルがカイゼルに勝ったみたいになってたから、トータルとしては痛み分けかなー……とは、思うんですが。
個人的にどっちも「完璧」という形容詞が似合うような人たちなので、敵対させるよりも、仲間同士にしちゃった方がよかったのかなーとは、思わなくもないです。
だって。
どっちかが勝てば、どっちかが傷を負うわけだから、その「完璧」にどっちみち傷がついちゃうんですもんね。
あんまり、二つの話をくっつけない方が、よかったかなー……と、個人的には思います。
作者さんたちは、楽しかったんでしょうが……。