あらすじ
9歳で親に捨てられて「ちんパブ」に買われた雅。18歳になったことで店に出るようになったが、敏感すぎることで弄られることに耐えられず、借金は膨らむ一方だった。
そんなとき、他店でのなれ合いに嫌気がさした稲垣が「一番人気のない子」を指名でやってきた。
しかし――。
「店に買われて10年以内に完済もしくは身請けが決まらなければ臓器を売って返済する」
優しい稲垣に惹かれていたが、雅にはもう四か月しか残っていなかった。
店からかけられるプレッシャー。追い詰められていく雅は臓器として売られていくことを受け入れ始めたが――。
