嘘つきオメガの白い結婚

usotsuki omega no shiroi kekkon

嘘つきオメガの白い結婚
  • 電子単行本
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神5
  • 萌×20
  • 萌1
  • 中立0
  • しゅみじゃない2

--

レビュー数
2
得点
28
評価数
8
平均
3.8 / 5
神率
62.5%
著者
てんつぶ 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

イラスト
一ノ勢みけごろた 
媒体
小説
出版社
レーベル
ラヴィノベルズ
電子発売日
価格
ISBN

あらすじ

貧しい平民ノアが、貴族の「オメガ」を偽り名門サリヴァン公爵家に嫁ぐことになったのは、最愛の妹を守るためだった。本当は平凡な「ベータ」だとバレたら、すべて失ってしまう。
その恐怖を胸に秘めながら、ノアは偽りの花嫁として公爵家での新しい生活を始める。

だが、「アルファ」である夫、オスカーが初夜に告げたのは“白い結婚”――体の関係を持たないという驚きの宣言だった。
その言葉にノアは心底安堵する。
嘘を隠し通せる――少なくとも、すぐに正体がバレることはないからだ。
ホッとしたのも束の間、ノアは無愛想なオスカーの瞳に隠された深い孤独に気づく。

自分はずっと偽りの「オメガ」を演じている。
それでも、この人の孤独を癒せたら――

ノアが抱える嘘が明るみに出るとき、二人の未来に待つのは関係の終わりか、それとも奇跡か。

嘘から始まったはずの結婚が、心を通わせる本物の愛に変わるまで……。

秘密と運命に翻弄される、切なく美しいオメガバースロマンス。

レビュー投稿数2

主人公の心の機微に心を掴まれる。

妹を守るためにオメガと偽り貴族と偽った上での結婚。でも日々過ごしていく内に冷たい人だと思っていたのに優しさを感じ自身の中で気持ちに変化が。戸惑いながらも惹かれずにはいられない様子にキュンとしますが重ねた嘘が苦しい。そこに本人もすごく苦悩します。もうどうにもならない状態に思わずうるっとしてしまいました。そして真実が徐々に明らかになっていくのですが攻めの深い愛情をすごく感じました。徐々に溺愛していくところもよかった。溺愛攻め大好きです。作品内での白い結婚を意味することも知りそういうことだったのかと。ずっと辛かった受けですが持ち前の明るさもあり周りに支えられるだけではなく自分も支えていたのだと思いました。読後感も良くすごく面白かったしもっと読みたくなりました。

0

元気はつらつ受けとクール攻めが楽しい!白い結婚の入門編としてもGOOD!

タイトルにある「白い結婚」の意味を知らなかったので「なんだろう?」と惹かれました。
序盤にその意味が「手を出さない結婚」(大雑把)と分かりこれは好きなやつ〜!と夢中になり一気読みしましたw

ストーリーは王道で、分かりやすい。魔法の設定が色々あって驚き!(私は普段あまりファンタジー読んでないので目から鱗)

クールな攻め、オスカーがノアに対する態度がだんだんと柔らかくなり、しまいには溺愛しちゃう。そう!みなさま大好き溺愛攻めです!
元気な受け、ノア。オスカーにじわじわと惹かれて行く様子が丁寧に書かれています。てんつぶ先生の受けはおとなしくない、はつらつとした男子なので、大好き!
そんな二人のまわりのキャラクターたちもイキイキしていて彼らの暮らしが目の前に見えるような感じでした。
最後、アーロとルナの初対面シーン。二人の将来を妄想しつつ、どこまでもBL脳なわたしはルナの性別をかえて妄想しちゃいました(すみません!)

読了はハッピー!もう一度読みたくなっちゃいます!みなさまぜひ、読んでください!

1

レビューランキング

小説



人気シリーズ

  • 買う