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omae no houkara kiss shitekureyo
特典CD付きのkiss me more?セットで自覚両想いうえかんが沢山聴けるので、原作のファンの方も、声優さんのファンの方も、ちょっと気になってる方も、せっかくなのでぜひ特装版での購入をおすすめします。
以下、ネタバレ
小林千晃さんの神田は漫画のイメージそのもので、人好きする性格の中に時折見せるローなトーンの声が、裏表とまでは言いませんが神田のオンとオフの使い分けを絶妙に表現してて、素晴らしいに尽きます。あと自覚両想いになった後の2人きりでのシーン、ひたすらに可愛いです・・
鈴木崚汰さんの上野は、クールで情緒が一定に凪いでいるように見えて、モノローグも含め、声が乗ると感情豊かなんだなと改めて実感しました。あと、呼吸の、息遣いの表現、特に神田に押し倒されて理性がトんじゃうところ、最高にセクシーでした・・・
神田がパーマをかけてイメチェンしたくだりで、漫画には無いセリフが追加されていましたが、女性社員の「ふわふわでかわいい〜」がオタクの気持ち代弁過ぎました。
身長は今更小柄にならないし、性格だってそう簡単に変えられないし、上野が推してるアイドル(上野の好み)に少しでも寄せれそうなところを見つけてくるところが健気すぎて、この時点で最早大好きじゃん・・と、原作漫画でも大好きなシーンで何度読み返しても神田が愛しいところですが、声がつくとなお愛らしかったです。「隣の席の子好きになっちゃうみたいに〜〜」までの神田の考えの移ろいや回想に合わせてBGMがクルクルと変わるのも、音声ならではの表現だなと思いました。
ここを含めたトラック1から2にかけてが、トラック3で、神田が上野を押し倒すシーンでの冒頭
「あ、好きだな、たぶんずっとそうだったな」の一言に、より説得力を持たせるというか、「恋愛対象としての好き」を自覚する前から「好き」の積み重ねがあるのが、おまキスの良いところだなと改めて思いました。
神田と上野の関係が拗れたシーンでは、会社の休憩室で疲れた神田がテーブルに突っ伏して寝ているシーン、ドラマCDでは、神田がそういう姿を見せること自体が珍しいことであると明確にセリフがありました。
私は原作漫画を読んでる時に、元々不眠傾向なところ仕事が忙しい上に上野と色々あって精神的にキツくて、自宅で夜によく眠れていないから、眠たくなってしまうんだろうなという理解をしていたんですが、今までの神田は、不眠気味でも、その姿すらも周囲の他人に見せたことがなかったんだと知り、神田がいかに普段、周囲に気を配って、疲れてるところや酔いやすいところを見せていないのか、上野と2人で過ごす時間や上野との関係が、神田にとってどんなものなのか、「お前が安心できる場所が1つなくなるのが嫌なんだ」に繋がるなぁと、しみじみ感心しました。
そして、上野の匂いが染みついた部屋着を着たい神田、匂いで惹かれ合うってことは遺伝子レベルで好きなんだね・・と思いながら満面の笑みで聴かせていただきました。笑
描き下ろしの漫画「リベンジ」は、もしかしてそういうプレイ始まる?!という期待と、うえかんらしさで着地するところに、初見は1ページ捲るごとに一旦閉じる、天を仰いで深呼吸の繰り返しでした!笑
CDジャケットの描き下ろし新規絵うえかんも、原作コミックス表紙の2人と見比べると、より恋人の間に流れる空気になっていて最高です・・2人のプロフィールやお互いの好きなところ、Q &Aなど、新規情報も盛り沢山で、2人の解像度が上がる付録も必見です。
おまキスはどエロい!って感じではないけど、着実に仲良しシーンのレベルが上がっていくところも、片方が元々ノンケで、そんな相手を大事にしてくれるゲイ、そんな2人のお付き合いという感じで大好きです。
ちなみに個人的な話ですが、BLCDの仲良しシーンが実はあまり得意ではなく(マイナスな理由ではなく、恥ずかしさに耐えられないという意味で)、振り返ってみるとBLCDを購入するのがなんと17年ぶりでした!
でも本当に買ってよかった〜
コミックシーモアで原作漫画を捲りながらイヤホンで聴くのがこの1週間の通勤ルーティンでした。宝物のように大切にしたい作品です。やまやで先生、関係者の皆様、本当にありがとうございます!!