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義月さんスゴイです。
本気で胸が痛くなるシチュエーションを描かせたら、天下一品というか。
受けのショックにまたもやシンクロしてしまい、攻めにムカつかされました。ぎゅっと胸が押し潰されそうな気分になりました。
なんだよもう!攻め!いい加減にしやがれバカタレ!
主人公は高校生。双子の片割れです。年上の大津に恋をしている。
詳しくは書きませんが、この大津ってヤツがクセモノなんですよ。ヤリチンはキライんじゃないんですが(あくまでも小説のなかの話ですが)、節操ってモンがあるだろうと。オヤジなセックスのくせによぅクソー
なんだかんだあって結ばれたあとは一転、ラブラブイチャイチャな話になります。
そして最後は、『えええぇえっ!?』ってなりました。ネタバレ書きたくないので書きませんが、予測してなかった展開に目が点。
前半と後半でこれだけ雰囲気の変わる話も珍しいんじゃないかなァ。雰囲気はバラバラなんですが、面白かったのは確かです。
義月さんいいなァ。願わくば、攻めをもっといたぶってくださいなw
受けが毎回酷い立場なので身構えて読んだ所為なのか、後半に攻めが少し身をわきまえる?からか、今回は途中からは意外に軽めで読めました。
攻めが節操無しだったり、受けに酷いのが苦手な方は、ご注意。
大学生・大津 マイペース抱擁攻め×高校生・祐介 繊細受け
大津は兄の親友で、双子の自分達を見分けられる人。
無邪気に懐いていたが、大津が綺麗な女の人と一緒にいる所を見てショックを受けて、自覚してしまう。
いまの関係性を壊せないと思って心密かに思っているが、ショックな事実を知ってしまって。
失恋したショックで曲を作りあげるが。
今回も攻めが酷い奴で、中学生当時に手を出したらいけないですし、大津も臆病だったのかもしれませんが、あれだけはちょっと頂けませんでした。
どれだけ、そのことが祐介を傷つけるかを考えてから行動するべきです。
元々持っていた祐介の音楽の作曲の才能が花開くキッカケになったのが、幸いなのかもしれませんが。
祐介が繊細なタイプなだけに、他の人のデリカシーのなさが目立って、祐介を無神経に傷つけるので、立場を思うと切なかったです。
攻めが受けを猫可愛がりする話を目指したということですが、後半では少し伺えました。
受けの才能に自分がついていけないかもしれないと考えてショックを受ける所は、前半勝手しただけに、いい薬でした。
攻めよりも祐介の成長の方がすごくて、恋を知って大人になった感じですね。
才能云々関係なく、大津が傍にいてくれればいいと。恋人冥利につきる可愛い子です。
『シンクロ』
双子の共感性をつかってのオナニーとか、祐介に挿入はしないですが双子の瑛介を参加しての3Pがあります。
すっかり本編とモードが違って驚きましたが、双子同士のシンクロもありかなと新たな萌を感じました。
エロ:★3 双子の弟は挿入なしの3P、双子同士の自慰、普通
総合:★3 攻めへの報い?的な感じで、ちょっと弱った面があったのがよかったです。
この話には主役含めて主に4人の登場人物が出て来ます。
主役で双子の弟の祐介[受]、そして弟の瑛介、そして彼等双子の兄と、兄の親友の大津[攻]の4人。
彼等の思考回路が、主役の祐介以外はわけ分かんないです。
まあぎりぎり兄は抜いたとしても、瑛介と大津の思考回路は理解不能。
義月作品によくある攻が無神経だったり受に冷たかったりっていうのとはこれはまたちょっと違う気がします。
好奇心から男と寝たいって言い出した瑛介の相手を兄の親友である大津がするっていうのも何で?だし、それを祐介に見られちゃっても誤解される様な事しか言わないし。
そりゃ祐介にとっちゃ、瑛介と大津がデキちゃったんだと思うだろうがー!!
まだ瑛介が生粋のゲイなら分からなくもないんですが、ホントにただの好奇心だし……もう何なのか。
その後、結局大津が祐介にキスしてラブラブモードに突入しちゃうんですがそれでいいのかー、まあ好き同士ならいいけどね。
ここまでだったらまだぎりぎり自分内では萌えだったんですが……ラストの唐突な3Pにその萌えはすっとんで行きました。
ホントこの人達何考えてるんだろう、謎~~。
タイトルにもなってる音楽の使い方は結構良かった。
しかしとりあえず主役以外は何考えてるんだかさっぱり分からなかったですよ。特にラストの3Pはホント謎。