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ダイニング・バー<ロマネ>を経営する小石川翔、40歳。
今彼の家にはかなり年の離れた居候がいる。
彼の名前はクラウス。
良質なワインを探して小石川がミュンヘンを訪れた際に出逢った25歳の青年だ。
ソムリエを目指すクラウスは小石川のワインへの情熱に惹かれて日本に来てしまったというのだが。
彼は雇い主であり部屋まで提供した小石川を礼の代わりに抱きたいと言ってきて……
年下攻めです。
25歳のソムリエ見習い×40歳バー経営者。
年齢による考え方の違いやすれ違いによる誤解なんかがあって、年の差カップルの醍醐味はばっちりフォローしているかと思います。
ただし、主人公の小石川さんがわりと若作りというか見た目も考え方も割と若いんですよね。
なんかそれがもったいないなーという気がしました。
どうせ年の差カップルなんだし、40代だったらどっかにもうちょっとオジサンっぽいところがあったほうが個人的にはときめいたかも。
冒頭いきなり二人がわりといちゃいちゃしているところから始まって、ちょっとびっくりしました。
うっかりシリーズものの途中から買ってしまったのかと確認したらそういうワケでもなかったようで。
作中、二人の出会いはさらっとしか語られません。
結構ドラマチックだからどうせならそこから読みたかった気がします。