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kiraware tensei ouji dakedo, tsurenai kishisama to koi wo hajimetai
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
みずかね先生なのでマストバイ。王道ほんわり甘めテイストで読みやすかったですが、さらっと読み終えてしまったので萌にしました。本編240Pほど+あとがき。
オニキア王国の第三王子のアンジュ。ある日前世の日本人(伸明)だったころの記憶を取り戻します。それまでのアンジュとしての記憶はあるものの、後ろ盾がなく、その美貌故にあれこれ酷い目に遭ってきたせいか、アンジュは心の奥底にいってあまり出てきません。そのため伸明としての意識でアンジュの状況を改善しようとしはじめ・・・と続きます。
攻め受け以外の登場人物は
ベルンハルト(第二王子)、デイエルス(受けの護衛騎士)、アンジェリカ(受け母、元踊り子)ぐらいかな。母、いいような悪いような・・・フリーダムな美人踊り子母、最強かもしれない。(なのでレビュータイトルとしました)
++攻め受けについて
受けはきらんきらん王城の中で一人漆黒の髪。母もおらず後ろ盾無いので軽んじられがち。というか学園内で襲われてんだよ、どーゆーこと。ひどすぎるっしょ。王子だよ?怒れよ?と思うんですけどね、それが出来ない状況だったんですよね。アンジュちゃん。伸明さん意識で頑張って、なんとか状況改善して、やれやれ一安心という感じのお話なんです。ほんとハラハラする、この受け。もうちょっと鍛えよう。ね。
攻めは最初第二王子の護衛だったのと、受けと第二王子で過去に事件あったことから、受けを受け入れがたい様子だったんですけど、伸明意識のアンジュちゃんが頑張って、恋愛モードに・・ってところです。第二王子共々、キラキライケメン。硬派という印象でしたが、アンジュと心通じた後はラブラブさんでした。
攻め受けとも美麗、ほんわり甘やかで、ああルビーさんらしいお話ではないですか!と安心して読めた一冊でした。195ページのアンジュちゃんの立ち姿、麗しいわあ・・・おかっぱのように見える受けキャラ、久しぶりかも。
踊り子の母を持つ、美しすぎる美少年の人生がひどすぎました…彼に悪戯する輩どもに、〇んでしまえ!!!と何度思ったことか…泣いて嫌がるこどもに手を出す大人など、万死に値します。もげろ。
美しすぎるため、周囲から性的な目で見られ悪戯され…護衛騎士にさえそんな目に合わされ、心を殺し続けてきたアンジュ。そんなアンジュが15歳のとき、学院内で変態に襲われ頭を打ち、その衝撃で他者の人格が現れました。名は伸明。日本で三十路まで生きた、こどもは守られるもの!とまともな神経を持つ人格です。
もう限界だったのでしょうね。アンジュの精神は伸明と交代するように、心の奥底で眠ることになります。
伸明がとてもいい男で。存在を感じるアンジュへ語りかけることが何度もあります。諦めないんですよ、アンジュのことを。優しさに痺れました。他者に酷い目にあわされ、心を殺して生きてきたアンジュに寄り添ってくれる魂が、伸明でよかった…。
アンジュから母への言葉、沁みました。
嫌われからの溺愛、大好物です!大好物なんですけども!!!!
攻めのレイフィールドよりも!専属護衛の彼が!!心を閉ざし、人形のように生きているアンジュを守り続けてきた専属護衛騎士の!!デイエルス・マイヤー様が!!!!!好きすぎまして!!!!
あんなひどいことが日常だったアンジュが!伸明になる前のアンジュが!!表に出すことはなくとも、心から頼りにしていたという…デイエルス・マイヤー様…最高に、最高に格好良すぎてですね…!
レイフィールドの良さも霞んでしまうくらいで…!また電子特典SSがデイエルス・マイヤー様視点で一部語られてまして!!!!
ありがたすぎて拝んでしまいました…。ありがとうございます、ありがとうございます…。
あなたはアンジュのお兄様です…実のお兄様より、兄です…ずっとアンジュの頼れる兄様でいてください。
本編ラストがレイフィールド視点で締め、ラストの一文に「嗚呼~!」と感動の言葉が漏れました。
面白かったです!!!!!
chi-coさんの新作!
これは主人公のアンジュにとってハードモードすぎるでしょう!
愛妻家の王が異国の王族の訪問を受け、同行の踊り子にメロメロになり子が授かり…。
そこで生まれたのがアンジュなんですが、なんとママがアンジュ3歳で踊りたいのって一人残して国外に行っちゃうんですよ。
もうアンジュの人生終わった…。なくらいハードモードで。美しすぎて常に欲望の対象にされ非力で孤独なアンジュは…。
第二王子の兄に貸しがあるのに全然守ってくんないし!どゆこと?
そしてアンジュ15歳。
ここから人生が大きく変わりますね。現代日本の前世を思い出して。ノブアキがアンジュを思いやってくれるのに救われます。
けど、すいすい上手くいかずアンジュの恐怖は晴れずまだまだハードモード。しかも敵意や欲望まみれの中頼れるのはたった一人の護衛騎士のみ。そしてアンジュに反感を持つ兄の護衛騎士。
前世でイケメン幼馴染に告白されたまま死なれた過去とアンジュとしての今世が混じり合いつつお話は進み…。
もういくら最後の方で両思いになって溺愛されても、ここまでのハードモードが辛すぎて上回りません。アンジュやノブアキとの融合に泣けましたけど、アンジュの覚醒前の過酷さに相殺できませんでした。
アンジュは生きててくれただけでありがとうだよ。