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設定としては、年下攻め、再会ものということで、私の好きな部類です。
ちょっと気になったのが、2人が再会して攻が受に気持ちを告白した時に、お互い忘れられなかった存在ということが分かり、ここで受けが付き合うことをOKしてたら関係が成り立っていたんですが、そうしなかった受けの理由がちょっと弱いかなと思ったことでした。
あと、付き合うことを断られた途端、攻めの態度が豹変したことには驚きました。
まあ、それだから話が切なく仕上がっているんだとは思いますが。
それでも、結構キュンとなったので、評価は萌えです。
普段は敬遠しがちな伊郷さん作品ですが、これあじみねさんの挿絵に引かれて読んでみました。
出張先で一夜限りの遊びだと思っていた誠一〔攻〕に、路也〔受〕とは仕事相手として再会をします。
10歳年上だけあってその夜の事を実は忘れら得ないんだけれど、知らないフリをする路也。
若さ故の勢いか、路也にぐんぐん迫る誠一。
ストーリー的にはテンプレなんだけど、路也が手首を拘束されて乳首を弄られないと性的満足を得られないという、SMとしてはソフトな性癖の持ち主という設定がなかなか目新しかった。
北海道で一夜を共にした男が忘れらない受け。
軽い被虐趣味があるけど軽いから相手が見つからない。ドMってほどじゃないからほどほどに痛めつけてくれる相手がいない。
仕事であの男と再開し告白されるが仕事仲間にばれたくないので、自分の気持ちを誤魔化して断るが…
あんまり盛り上がりが少ないというか、テーマのわりに平和だった気がする。
攻めとも最初こじれたけどあっという間にいい関係になったり。
ただ血が出るほど乳首噛まれるのを望む受けがすごい。痛そう。
攻めがあんまりそれを良しとしてないから将来的にどうなっちゃうんだろう…とそこが気になりました。
路也の服装の描写をはじめ、地の文が説明的なのが気になりました
思い上がった攻めがちょっと批判されて「公私混同だ!」ってつっかかってくるところにはイラッとさせられました
でもこれがさして起伏のないこの話の起承転結の転の部分だし、省くわけにはいかないかな……