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madowanai hitomi
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
この本は私にとっては思い入れのある本です。
だから…神評価にしました。
とある中古書店で…思いっきり好みの絵柄に思わず手に取りました。
だがしかし、商業BL…。
私には良い思い出がない。
商業BL=内容がないとかいうイメージが偶々読んだ何作かのせいで植え付けられてしまっていたのです。
とはいえ、200円以下だし…この絵を愛でたい。
ってことで購入。
読んでみて…商業BLへの印象が一変しました。
大変失礼なことに、無意味な記号を多用しないで文章を書ける人がBL作家の中にもいるんだということを知りました…寧ろそういう方が多いのに…orz
そして何より話の展開にドキドキしまして、他にも商業BL読んでみたい!と思って今に至るのです。
作者様&絵師様、ありがとうございます!
受け様は「人形」という感じはあまりしないです。
人との接し方に慣れていない子って感じ?
まー…文中で「感情面の調教がいまいち出来ていない」的に書かれてあったので、そんなもんかと。
本来のつかさの主は被虐趣味を持っています。。。
それ対応に育てられているので…太刀川に激しい動揺与えたりします。
曰く「縛らないんですか?」「犯してください」とか。
相手を思いやっての言動が微妙に噛み合わなくて生じる戸惑いなどがよく出ているんですよね。
にゃんこ出てくる辺りはほのぼのしいです。
太刀川に振り向いてほしい…どうやったら自分のことを好きになってくれるのか?
徐々に自分で考え、行動することを学んでいくつかさの成長は良かったですー!
個人的にこの話、とても好きです。
本当に…つかさの引き取り手が太刀川で良かった。
ズバリ、「人形」だった受けが攻めと一緒に暮らして人間味を取り戻していくサクセスストーリーです。
無垢で純粋で、世俗に触れてないために綺麗でなにも知らない受けが可愛くて仕方ありません。
攻めもそんな受けのことを考えて不器用ながらに接していくところに萌を感じました。
体格差と年齢差もポイントです。
攻めの方が年上、権力を持っている設定が好きなので大いに楽しめました。
発売当時はこういう心暖まる話が好きだったので萌×2ですが、今は自分の方が色々なものを読んだり見たりしてきたため、萌レベルです。
包容力のある攻め×純粋培養された可愛い受け
このカップリングにピンときた人は是非是非。
BL初心者の人にも新鮮な気持ちで読んで頂きたい作品です。
遣り手社長の太刀川は、仕事で失脚させた男がオーダーしていた人形四朋つかさを引き取ってほしいと、秘密組織から打診される。性奴隷として調教されたつかさをいまさら他の人の好みに仕立て直すのは、コストがかかりすぎるからと廃棄するか引き取ってほしいといわれしかたなく会ったが、その美貌にひと目ぼれする太刀川。
しかし主人の命令だけを聞くように教育されたつかさのあつかいに戸惑い、いつしか自分の意思で太刀川を好きになってほしいと願うようになるが、自分の意思という概念のないつかさには、難しい。
些細なことでも考え方の違いからすれ違う太刀川とつかさの戸惑いがうまく表現されています。
太刀川も、つかさも相手を好きで、気に入ってもらいたいとお互いを思うそれは同じなのに、アプローチの仕方が違いお互いが戸惑います。
太刀川に振り向いてほしい、どうやったら自分のことを好きになってくれるのかと徐々に自分で考え、行動することを学んでいくつかさの成長っぷりもよかったです。。
始めは、ただ単に適当に買ってみただけ。
そこから、この小説を読んで見て
いいなと思いどんどん先に読み進めていきました。
主人に従順にと調教されたつかさ。
つかさに一目ぼれした、社長の太刀川。
お互いに相手を大事に思っているのに
伝わらないもどかしさ。
しかし、相手を思いやる二人の優しさ。
そこでうまれてくる絆と
最初は戸惑いがあったつかさに浮かぶ笑顔。
太刀川のさりげない優しさと、少しの間の平穏にある温かさに
読んでいる途中、ドキドキと胸の高鳴りが(笑)
そして、平穏な日々を壊すある男。
その時とったつかさの行動に
この生活の中で様々な事を学んで
そして、晴れて二人の思いが通じ合ったのだと
嬉しく楽しく読ませてもらいました(*´∀`*)
設定は、正直私の好みとはちょっと違うものの、別に悪くはないと思うんですよ。ただ、なんとなく中途半端に感じました。
つかさ(受)は、人形として育てられたわけですが、単に感情表現が未熟で不器用な人間って感じでしたね。まあ『人形として未完成』ということなので、そういう意味ではこれでいいのかなあ。ただ、『性奴隷』というイメージとはまったく違いました。調整の方向が純だったってことでしょうか。
太刀川(攻)は確かに不器用ではありますが、優しさがちゃんと伝わってくるタイプだったので、その点はよかったです。すごく普通のいい人だと思いましたね。つかさを『育て』ようとするところにも、好感が持てました。キャラクターは2人とも、結構好きでしたね。
ただ、いわゆる悪役が、あまりにもセコイというか小物で、ちょっとがっくりきました。ここはしっかり押さえないと、ストーリーの根幹から薄っぺらくなっちゃうよ!と思ったんですよ。ハッピーエンドのために敵を撃退するのはもちろんいいんですが、あっさりしすぎ・・・
あと、ダリア文庫恒例の六芦さんのあとがきイラストはすごくよかったです。六芦さんの絵柄は、特に好きなタイプではないんですが(キライではないです)、これはホントに可愛かったですね。