てんてん
tsumugu koufukuron jiei × omi sakuhinshuu
本品は『つむぐ幸福論 慈英×臣作品集』の
コミコミ特典スタジオ特典小冊子です。
本編前日譚のある夜のお話です。
臣は母が夜の仕事だったため
生まれ育ちは版画がいの雑多な街中
警察官になってからも夜の街や盛り場での捜査や
取り締まりが多かったためネオン街の喧騒は
耳に馴染んだものでした。
対して山間の駐在所は近隣住民の住まう家までも
自転車で10分は走るような場所にあり
夜はしんとしていて寝付けないかもしれない
と思っていたのですが
強風に揺らされる木々のしなる音や虫や蛙の大合唱
鳥か獣かも判別できないような謎の声
オオカミの遠吠えのようなものまで聞こえてきます。
思った以上の音の雑多さの凄さに
驚きと怖さに襲われてしいまい・・・
A5サイズカラー表紙(カバー同イラストト)12頁にて
本編の過去時間軸の小話になります。
寝付けないくなった臣は起き上がって
携帯を手にすると慈英に電話を掛けました。
実は小一時間前に住居の片づけが終わったと電話していて
くたくたに疲れた臣は即寝ると伝えていたので
慈英に驚かれつつも話に付き合ってもらう流れでした。
いつもと違う臣の一面が見えて面白かったです (^-^)/