日本最大級のハイブリッド書店
vanilla danshi ha kouhai ni osaretemasu
なにこのご褒美?真面目に生きてたらこんなご褒美が待ってるの?
桐谷の気持ちもよ〜くわかります。移動してきた部下になる若手がグイグイ来たら、仕事を円滑に進める&気に入られるために頑張ってるんだな、と思っちゃいますよね。
スキンシップ過多で超絶イケメンで仕事も気遣いもできて副社長の息子という情報が多すぎるハイスペで。
本田の猛攻がどこまで本気なんだろう?とこちらも疑問でした。
そもそもの認知がズレてましたしね。
そしてルイ二世。てっきり正体があの人だと思ってたら…。
桐谷の絶妙な認知のズレがずっと…。
ノンケかゲイか?ゲイバレのせいかどうか?
途中までは社会人男性二人のイチャイチャをひたすら読まされてる感じでしたが。
こんなの好きにならないわけないじゃない!
あぁ、タイミングの悪さと認知のズレと勇気が…。
そして本田のまさかの正体と動機がびっくりでした。
もう生まれ変わったら桐谷になりたいです!
二人で頑張れ〜!
初っ端からイケメンかつしごできな後輩くんが先輩を慕ってめちゃめちゃ溺愛してくれる!
お話はオフィスラブのパートと、受けの桐谷くんが参加しているSNSのパートの二段構えで進んでいきます。受けくんの表と裏の面が交互に描かれており、彼の悩みや葛藤に共感しつつハラハラドキドキできます。
しかも最後にはびっくりな展開も…!
スキンシップ多めなワンコ系攻め好きにはたまらない甘々なお話でした!
現代物でサラリーマンBLが大好きで、楽しみにめくらせていただきました。
最初から引き込んでいきます。
これは作者さんの文才だと思うのですが、大変読みやすく、地の文での感情移入がスムーズなのでどんどん読めるのかなと感じました。
お話はサラリーマンBLなので職場の話がメインかなと思いきや、受け様がクローズドゲイで攻め様への気持ちを抑えているので、SNStチャットで仲間に気持ちを話すんですね。それがこの作品の筋であり伏線になっていて、構成が面白かったです。
二人で美味しいものを食べに巡るのもかわいいし、その中でタイトルの「バニラ」がうまく生かされていて、最後にもきちんと言及されているので、取りこぼしなく甘い気分で読了できました!
短くはない文章の中で中だるみなく引っ張っていくストーリー。読めて本当に良かったです。
大好きな作家様の初商業作品ということで、配信をとても楽しみにお待ちしておりました。
自分の性的指向故に、自己肯定感が低く、恋愛に臆病で、恋愛経験がゼロに等しい桐谷先輩。恋人なんて必要ない、ひとりで楽しくやっていけると思っていたのに…
そんな彼の前に、突然、人事異動で現れたハイスペのワンコ系後輩の本田くん。
本田くんの顔も身体つきも何もかもが、桐谷くんの
タイプで、その上に性格まで良しときたので、さぁ大
変。
どんどん本田くんに惹かれていくのですが、相手はノン
ケだから、好きになってはいけないと、その気持を隠しての日々。
そんな桐谷くんが、唯一、正直に本心を語れる救いの場
が、同じマイノリティの、顔も名前も知らないSNSでの
同士との繋がり。
こんなにも慕ってくれる本田くんが隣にいるのに、自分
はゲイだから恋愛対象じゃない、と繰り返される桐谷く
んの思いが切なすぎて、とっても悲しくなりました。
人事異動で初対面のハズなのに?でも、要所要所にあれっ?これはもしかして?とワクワク要素が散りばめられていて、色々な意味で楽しませていただきました。
途中?すれ違いが過ぎて、涙してしまいましたが…
伏線もしっかりと回収してくださり、最後はもちろん!
両想いハピエンで、本田くんからの甘々な愛のお言葉を
堪能できたので…
許してあげますよ作者様♡
このあとのリーマンならではの社内ドキドキ恋愛を妄想しながら、おふたりのお幸せを祈っております!
素敵なお話をありがとうございました。
いつもは投稿サイトで作品を拝見しているのですが、初の商業作品ということで、早速購入させていただきました。
雨宮里玖さんの世界観がこれでもかと詰まった作品です。ストーカーチックなハイスペ攻めがグイグイ猛アピール。平凡受けが自分の魅力に気づかずそんなはずないとの思い込み。それゆえのすれ違い。思いが通じ合ったあとのめちゃくちゃ溺愛する攻め。
もう好きすぎて、どんどん読み進めました。
作者様の意図する方に見事に誘導され、思惑通りに引っかかりました。ああ、そっちかーってなりました(笑)
Rシーンが全く無いのに、とてもドキドキさせるのはさすがだなと思いました。
「一線を越える」ではなく「夜を越える」という表現が好きです。Rシーンがなくても、共に幸せな時間が過ごせたんだなとニヤニヤしますね。
バニラ男子は、バニラのような甘い香りで誘われ、実食してみたら想像以上に甘くてとろけるお話でした。二人のその後も見てみたいなーと思いました。
素敵なお話ありがとうございました。
小山田あたろうさんのイラストも、めちゃくちゃ好みでした。表紙絵はグイグイ迫る攻めの本田くんと、押され気味ながらも嬉しそうな桐谷さん。そして二人でスイーツを食べるイラストは、表紙のグイグイとは違って、可愛らしい笑顔の本田くんを、優しい笑顔で見守る桐谷さん。二人の異なる表情を見ることが出来て嬉しいです。ありがとうございました。