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転生したのはBL小説でヴァンパイアの生贄役⁉ けれど吸血鬼は甘く口説いてきて――
ikenie ni tensei shitakedo, bikei kyuuketsuki sama ha boku no chi wo hoshigaranai
餡玉先生の『お兄ちゃんだって甘えたいわけで。』が大好きで、新刊も楽しみにしてたんですが……
残念ながら、自分の萌の琴線に触れませんでした。
何でだろう?吸血鬼BL大好きなんですけどね。
正直、転生させる必要は無かったように感じます。
と言うのも、転生前(前世)は同僚に尻を触られたり、無理矢理飲みに連れていかれたり、ホモソーシャル特有の距離感を嫌がりながらも「はは…」と愛想笑いでやり過ごすような控えめな子だったんですが、転生後は何故か勝ち気なツンデレキャラに変化するんですよね。
個人的に転生モノって、前世の人格が出てきて状況を打開するイメージだったので、弱気→強気キャラへの変化に「あれ?キャラ変わるの!?」と違和感が凄かったです。
なので、新しいトアのキャラクターに慣れるのに時間がかかってしまい、なかなか物語に没入できず……
転生無しで、初めから勝ち気ツンデレキャラなら違和感無く楽しめたように思います。
それと、気のせいかもしれませんが、ディ●ニーの「美女●野獣」を彷彿とさせるようなオマージュが結構見受けられました。
展開とか、お屋敷の風景とか諸々……
いや。完全に私の気のせいかもしれませんが。
ただ、一度意識してしまうと「あれ?この酒場の展開って…」と気になってしまったのが正直なところです。
明るく可愛いラブコメでしたが、上記2点が気になったのと、今回はメイン2人とも自分の萌に合わずでした。ごめんなさい。
早くお嫁さんが欲しいアンルは、めちゃくちゃ可愛かったです!!アンルが本当に癒しでした。
餡玉先生の他作品は大好きなので、次回作を楽しみにしたいと思います!