盆景にて微笑う

bonkeinite warau

盆景にて微笑う
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神5
  • 萌×21
  • 萌0
  • 中立1
  • しゅみじゃない0

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レビュー数
1
得点
30
評価数
7
平均
4.4 / 5
神率
71.4%
著者
よびび 

作家さんの新作発表
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イラスト
南城 
媒体
小説
出版社
BookBase
レーベル
キセキ文庫
電子発売日
ISBN

あらすじ

若き庭師・作次は矢ケ部家の離れの庭の手入れを、前任者の大将から任される。
庭での事は誰にも言わず、家の者には自分から話しかけず、庭の花は必ず咲かせ続ける事。三つの約束を守りながら手入れする日々を送る中、作次は離れを訪れる軍人と離れに住まう男性、彼らの生き様に触れていく――。

レビュー投稿数1

魂で結び合われるお二人の純愛が尊いです

とっても素敵なお話の展開に、一気読みでした。
若き庭師作次が大将から引き継いだのは、軍人である
矢ケ部邸の離れでの庭の剪定作業。
その時に大将から伝えられた『三つの約束事』。
ひとつ。ふたつ。みっつ。と続く約束事に、既に
何が隠されているのかと、主人公の作次視点でワクワクと読み進めました。
人の目から隠されるように、密やかに離れに住まわれている人は……
見てはいけないものを覗き見するような、ドキドキの前章。
離れの住人である長谷から聞かされた事実と、真実。
行方をくらませた大将の想いは?
そして、あの約束事の持つ本当の意味は??
幕間でお手紙もよかったです。
でも、後章では大号泣でした。
作次視点で見る、軍人矢ケ部と住人長谷との魂の結びつきが、お互いの深い想いが、尊すぎです。
この庭を造られた想い、あの四季折々に香る花々にも、庭の景色のにも、庭に込められた本当の愛の姿が……
とっても素敵な純愛・慈愛を楽しませていただけました。
作者様、ありがとうございました。

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