異世界でも美容師をがんばることにしました! ~でも領主さまの銀髪を愛するあまり切れません!~

isekai demo biyoushi wo ganbaru kotoni shimashita!

異世界でも美容師をがんばることにしました! ~でも領主さまの銀髪を愛するあまり切れません!~
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神1
  • 萌×21
  • 萌4
  • 中立1
  • しゅみじゃない0

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レビュー数
3
得点
22
評価数
7
平均
3.3 / 5
神率
14.3%
著者
温井ちょも 

作家さんの新作発表
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イラスト
秋久テオ 
媒体
小説
出版社
リブレ
レーベル
発売日
電子発売日
価格
ISBN
9784799767344

あらすじ

東京で美容師をやっていた西原麦は唐突に異世界に!
驚いたけどこの世界でも「美容師」として生きていけるように日々頑張っていた。
ある日領主の館から使いがやって来る。
「我が主の髪を切ってほしいのです」
領主・アルウィムは「銀色の髪の怪物」と言われる不遜で横暴と噂の人物。臣下たちはその噂を払拭したいのだ。
しかし麦が目の当たりにしたのは有能な領主・アルウィムと、そのあまりにも長く美しい銀髪。
魔力を秘めたアルウィムの銀髪は意志を持つように時に麦を優しく慰め、時に優しく抱きしめてくれる……銀髪を通してアルウィムの優しさも知った麦は徐々に惹かれてゆき…!?

表題作異世界でも美容師をがんばることにしました! ~でも領主さまの銀髪を愛するあまり切れません!~

ヴァレーンス領主
異世界に召喚され美容師

その他の収録作品

  • 異世界でも美容師をがんばっています!
  • あとがき

レビュー投稿数3

異世界で美容師

異世界でリモート!異世界ものもここまで来たかって感慨深いです。

なんというか薄味なんですよ…。ごめんなさい!
気がついたら異世界にいた主人公。でも鍋と少女が苦手…。
あっさり領主と出会い住み込み必要とされ…。

主人公麦は頑張ってるんです。前世の美容師としての誇りを持ってこの世界でも生き抜いてやる!って。存在意義を欲しがって。

恋に落ちるのも愛されるのもクライマックスもあっさりで。こうやってこの世界に来たんだって説明もあっさりで。
収束も、え?もう?というか…。

帯にある領主さまからの独占欲まる出し溺愛って、言うほどかなあ…?

基本的にみんな良い人で主人公が理不尽に辛い目に合わなくて良かったです。

アルウィムのスケールの大きな領主としての心の有り様が良かったです。麦に無理しなくていいって、何者でもなくても館に居ていいって言ってくれて。引きこもりながらもリモートで国や難民の指示を出したり。

0

【もっと濃密にムギと触れ合いたい(アルウィム)】


エロス度★★

おやおや。美容師が異世界に召喚されるとは面白いですね。

アルウィムと麦が紡ぐ祝福の恋物語で、異世界や長髪攻め・お仕事BLといった要素が楽しめて、ドラゴンや魔女といったファンタジーな要素もあるのが面白かったです。

屋敷に引きこもる領主の長髪を切るように依頼される麦でしたがアルウィムの美しい髪に惚れてしまい切らない決意を。
アルウィムもとある理由があるとはいえ長髪のことで苦悩していましたが、麦の真っ直ぐな髪愛の言葉に救われて引きこもりから変わろうとしたり、麦を溺愛・濃密な触れ合いを望むのが悶えました。

0

天職なので異世界でも頑張ります

今回はヴァレーンス領主と美容師のお話です。

異世界転移した受様が銀色の髪の怪物と呼ばれる
攻様に寄り添い、未来を拓く顛末と
攻様の恋人なっ手からの後日談を収録。

受様は物心がついた時から美容師を目指し
東京の美容室の仕事はハードワークでしたが
幅広いお客様に髪型を喜ばれる嬉しさを糧に頑張り
正スタイリストへの昇進が決まっていましたが

突然見知らぬ世界に転移して
路頭に迷っていたところを宿屋を営む親切な夫婦に
助けられました。

受様が転移したヴァレーンス領は
隣国アイビスからの難民が増えていて
よそ者への嫌悪感が増していました。

またこの世界は人に髪を切ってもらう習慣がなく
美容師を天職する受様は街道に並ぶ露店の一角で
ストリートカットを始めます。

受様は一目でよそ者とわかって警戒する領民も多いものの
髪を切って欲しいという人が増えてきますが

ある日、受様が宿屋に帰ってくると
女将さんが店の扉に張られたらしい紙を剥がしていて
声をかけた受様にぎくりとしつつも何でもない風に
宿屋に入っていきますが

受様に声をかけてきた紳士に張り紙が
よそ者を今すぐ追い出せという抗議文だと教えられ
怒りとともに悲しみがこみ上げてきます。

ここにはいられないと口にした受様に
領主の執事だと名乗る紳士はある依頼を持ち掛けます。

その依頼とは銀の怪物と呼ばれる
ヴァレーンス領主の攻様の髪を切る事で!?

髪を切らない攻様と攻様の髪を切る依頼された受様の
異世界トリップファンタジーになります♪

表紙イメージとあらすじから
コメディ色の強いファンジーかなと手にしたのですが
意外にも攻様の背景がシリアスで
受様の転移にも思いがけない伏線が張られていて
面白かったです (^-^)/

攻様が銀色の怪物と呼ばれるのは
先代領主の攻様の祖母が原因でした。

先代は優秀な魔術師でしたが
晩年に北の魔女を封印すると突然アイビス侵攻を始め
ヴァレーンスが疲弊しても戦いを辞めませんでした。

先代の後を継いだ攻様は
戦争を辞めて平穏を取り戻したのですが
攻様の銀髪姿に先代の姿を重ねる領民は多く
執事も危惧を捨てきれない1人だったのです。

しかしながら受様はどんな理由でも
持ち主の攻様の意に反して髪を切れれきないと言いきり
執事には追い出さかけるも攻様に滞在を許されます。

執事が髪切りを急いだのは隣国との会談も理由と知ると
受様はヘアアレンジにて現状打破します。

受様の言動は少しづつ攻様の気持ちを変えていきますが
その会談よって攻様の祖母が隠していた過去と
受様が異世界に来た理由が明らかになり
ハラハラ&ドキドキ展開に!!

受様が攻様の大切な存在となる幕引きまで
楽しく読ませて頂きました。

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