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気持ちよく王道でした。
なんだろな、先の展開が読めすぎる王道でうんざりするパターンと、王道ゆえの心地よさを味わえるパターンの二種類があるんですが、この差はなんだろう?
このあたりの分析はまだできないんですが(個別分析はできるけど、俯瞰しての分析はできない)、岩本薫さんの作品は明らかに後者の場合が多いです。私には心地のよい王道。
ヤクザものです。
ヤクザ嫌いで今は新宿で探偵事務所を経営してる組長の息子が受け。
攻めは、受けのかつての世話役。
受けがかなりおバカな行動をするので、「いい加減にしろよー」とは思うんですが、そのたびに颯爽とあらわれてピンチから救い出してくれる攻めがやたらとカッコイイです。
受けが誘っても誘ってもなびかない攻めなんですが、じつは攻めにはかなりのジレンマがあって誘いに乗るのを必死で我慢しており、そのストイックさに惚れました。ストイック萌え。
このお話は、攻めのステキさを味わうお話だと思いました。
受けはねー、この攻めと釣り合うだけの魅力が足りてないので、もう一回り成長しなければいかんぞ!
喝!