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boukunou ni ai no reshipi otouto ouji no senzoku okashigakari ni narimashita
ランフォード×那月
お菓子作りのイメージが全体に広がって、
ランフォードの俺様態度がたまらないポイント。
5歳のリュカが可愛くて癒される。
展開がとてもシンプルで、恋愛もとても簡潔で、
サクサク読める異世界ファンタジー。
死んだ両親の洋菓子店を再開するために
頑張っているパティシエ見習いの那月が、
異世界トリップしてしまうのは、
砂糖が超貴重品で、キャンディーやクッキーも知らていない、
お菓子のない中世ヨーロッパ風の国だ。
そこで迷子になった国王の弟・リュカにキャンディーをあげてから、
国王のランフォードにリュカの専属料理人に任命されて、
拒否権なしで、王城に連れて行かれてしまう。という始まり。
那月がリュカのために一生懸命料理を作る姿や、
リュカが那月に懐く様子にほっこりする。
何でも命令で押し通し、
好意すら強引に示してくるランフォードと、
ほとんど交流のない那月だが、
ランフォードに街に連れて行かれたり、
砂糖を手に入れるために奮闘するうちに、
ランフォードの強引さに反発しつつも心が揺れて、
ランフォードの花嫁召喚に心が乱れる様子にちょっとドキドキする。
ランフォードの不器用な愛情表現の中の
那月への特別な感情は読者が垣間見える。
その花嫁召喚の真実が明かされて、
初対面から那月へのランフォードの執着の理由がようやく明確になる。
2人の初エッチを経て、
3人の理想の幸せな姿が
家族のような絆を感じさせる心温まる物語でした。
気になる点:
ランフォードの心理が描かれて欲しいところだね。
那月が両親の洋菓子店を再開する意志を失ったのは本当に残念で、
親孝行の意識がないみたいに見えて、
個人的にあまり良い印象を持てなかった。