暴君王に愛のレシピ〜弟王子の専属お菓子係になりました〜

boukunou ni ai no reshipi otouto ouji no senzoku okashigakari ni narimashita

暴君王に愛のレシピ〜弟王子の専属お菓子係になりました〜
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神0
  • 萌×20
  • 萌0
  • 中立1
  • しゅみじゃない0

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レビュー数
1
得点
1
評価数
1
平均
2 / 5
神率
0%
著者
星野伶 

作家さんの新作発表
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媒体
小説
出版社
コスミック出版
レーベル
プレミア・セシル文庫
発売日
電子発売日
価格
ISBN
9784774765631

あらすじ

異世界で王弟幼児の専属料理人に任命された那月は傲慢な国王に振り回されながらも惹かれてしまい──!?

パティシエ見習いの甘楽那月は、火事で焼けた実家のオーブンの中に落ち、異世界に来てしまう。
そこで出会った迷子の幼児・リュカにお菓子をあげていると、突然誰かに後ろ襟を掴まれた。乱暴なその男はリュカの兄・ランフォードで、ベルローツ王国の国王であった。
「お前をリュカの専属料理人に任命する」と問答無用でいきなり命令され、食の細いリュカのために料理を作ることになり──!?

表題作暴君王に愛のレシピ〜弟王子の専属お菓子係になりました〜

ランフォード、ベルローツ国の国王、25歳
甘樂那月、洋菓子パティシエ見習い、ランフォードの弟の専属料理人、21歳

その他の収録作品

  • あとがき

レビュー投稿数1

お菓子作り。展開も恋愛もサクサク読める

ランフォード×那月


お菓子作りのイメージが全体に広がって、
ランフォードの俺様態度がたまらないポイント。
5歳のリュカが可愛くて癒される。
展開がとてもシンプルで、恋愛もとても簡潔で、
サクサク読める異世界ファンタジー。


死んだ両親の洋菓子店を再開するために
頑張っているパティシエ見習いの那月が、
異世界トリップしてしまうのは、
砂糖が超貴重品で、キャンディーやクッキーも知らていない、
お菓子のない中世ヨーロッパ風の国だ。

そこで迷子になった国王の弟・リュカにキャンディーをあげてから、
国王のランフォードにリュカの専属料理人に任命されて、
拒否権なしで、王城に連れて行かれてしまう。という始まり。

那月がリュカのために一生懸命料理を作る姿や、
リュカが那月に懐く様子にほっこりする。

何でも命令で押し通し、
好意すら強引に示してくるランフォードと、
ほとんど交流のない那月だが、
ランフォードに街に連れて行かれたり、
砂糖を手に入れるために奮闘するうちに、
ランフォードの強引さに反発しつつも心が揺れて、
ランフォードの花嫁召喚に心が乱れる様子にちょっとドキドキする。

ランフォードの不器用な愛情表現の中の
那月への特別な感情は読者が垣間見える。

その花嫁召喚の真実が明かされて、
初対面から那月へのランフォードの執着の理由がようやく明確になる。

2人の初エッチを経て、
3人の理想の幸せな姿が
家族のような絆を感じさせる心温まる物語でした。


気になる点:

ランフォードの心理が描かれて欲しいところだね。

那月が両親の洋菓子店を再開する意志を失ったのは本当に残念で、
親孝行の意識がないみたいに見えて、
個人的にあまり良い印象を持てなかった。

2

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