umeair
ryokudonasu shukusaino nokorigani hitaru
「緑土なす 祝祭の残り香にひたる」の電子限定SSのこちら。
本編後半の”IFの世界”のお話の中で、王族の子だったと判明した足弱が少し考えるため今世王レシェイヌの元を離れていき、今世王が足弱を追いかける、その行き帰り往復のお話です。
もーー今世王の執着がとにかく、たまらなくいい!
「嫌いになったわけではない」と足弱から手紙をもらい、”これほど安心できない言葉はない”と思い必死で後を追うレシェイヌ。
本編では水明が大活躍(?)して足弱を手助けした、個人的に一番興奮した箇所の(水明が一番好きなキャラだから!)裏話ですね。
場所がどこであれ、ただただ「ラフォスエヌ(足弱)にそばにいて欲しい」、それだけを望んで行動する今世王の一途さには、頭が下がります。
共に帰れることにはなったものの、結局本編では共寝はできなかった二人ですが…
この電子版SS内で、今世王が未来の共寝のために蒔いた種が、きっといつか近いうちに芽を出し花を咲かせてくれるのだろうな、と思える見事なラストでした✨