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帯『-見つけた。俺の愛しいひと。』
若くして企業を起こし30歳にして成功を収めた亮祐〔攻〕が祖父に褒美として貰ったのは何と己自身も卒業して、祖父が理事長をつとめていた学園の理事長の座。
亮祐はその学院の図書館で司書をしている一紀〔受〕の美形っぷりに一目惚れし、その強引で俺様な性格から絶対好きにさせてやるとばかりにアプローチをかけまくってきます。
それと同時に利用者が少なくなっている図書館を閉鎖して記念館にするという計画が理事会から持ち上がってくるのですな。
亮祐は己に自信があって能力もあるエリート、対する一紀は本にしか興味が無い朴念仁。
その一紀をどう口説き落として行くかって感じの展開です。
前半は亮祐視点で、後半は一紀視点で語られます。
自分は後半の方が好きかな、一紀としては初めての恋と初めての恋人で誕生日のプレゼントを自作したりと結構健気だったり。
これが文庫本だったらライトに読める恋愛モノとして萌評価にしてたと思うんですが、新書版としては内溶が薄かったので中立で。
あと挿絵の藤井さんはなんか絵柄が安っぽい気がして、同時に小説の内容まで薄くしてしまう感じがして苦手です。