お買い得商品、セール品、中古品も随時開催中
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
宇堂将悟がロスの救急救命センターで研修するといって別れて1年後のお話です。朝霞洵も、自分がいなくなっても病院が存続する方法を模索し続け、父親にわかってもらいたいと毎日の勤務を続けながら経営の勉強をつづけていました。
しかし、逢えないつらさに電話をかけると、宇堂も逢いたかったといってくれ、すぐにも逢いたくなってしまいます。この逢えないつらさが胸にいたいですよ。
我慢出来なくなって、とうとう宇堂に会いに空港へ向かうころ、宇堂も洵への想いを胸に帰国して二人はすれ違うかと思われたその時、洵は交通事故に巻き込まれ重体となってしまいます。取り乱した宇堂は、周りが止めるのも聞かず、執刀を開始します。
手術は終わったものの、あまりの取り乱しように、周囲は二人の関係を疑うようになり。。洵に横恋慕していたのは、自分だけで、強要されていた関係だったと、洵の意識が戻らないまま、宇堂が行方をくらましてしまいます。
洵が昔のまま優柔不断でいたらこのまま悲恋で終わりますが、一人の男として、今度は洵が宇堂を追いかけるとこになります。
二人がやっと結ばれるラストは、何とも言えず読者も嬉しくなりますよ。
後半「白衣は愛に濡れる」では、二人が一緒に働いている長崎でのお話です。
ここでちらっと登場するドクターが、スピンオフ本である「白衣の熱情」の主人公となります。