Mr.Dの華麗な求愛

Mr.Dの華麗な求愛
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神0
  • 萌×20
  • 萌1
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

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レビュー数
1
得点
3
評価数
1
平均
3 / 5
神率
0%
著者
遠野春日 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

イラスト
片岡ケイコ 
媒体
小説
出版社
ビブロス
レーベル
ビーボーイノベルズ
発売日
価格
¥850(税抜)  
ISBN
9784835218557

あらすじ

「君さえ怖くなければ、俺を信じてみないか?」大抜擢された吸血貴公子役に悩む舞台俳優・泰章。高貴な雰囲気と端整な美貌を持つ謎めいた男・尚比古に役作りのために連れて行かれたのは、堅牢な西洋風の城で―。豪奢な居間、赤いバラばかりが咲いた温室、無口な執事夫妻...そこで本物の貴族のように振る舞う情熱的な尚比古に泰章は強く惹かれて...。煌めくロマンティックラブ、愛の書き下ろしつきで登場。

表題作Mr.Dの華麗な求愛

27歳・財閥の孫でエリート会社員
22歳・舞台俳優

その他の収録作品

  • Mr.Dからの贈りもの
  • あとがき

レビュー投稿数1

城かーー!

帯『情熱の城で、愛は蕩ける。』

駆け出しの舞台俳優・泰章[受]の舞台を偶然見に行って彼に一目惚れした、演劇応援にも力を入れている財閥の孫の尚比古[攻]
尚比古はなんと、劇団の清掃員として潜り込み泰章に少しずつ近付いて行きます。
会社の仕事はいいのかーーとかちょっと思っちゃったんですがまあその辺は深く気にせず読み進めますです。

そして泰章は新しく大きな役柄を貰うのですがそれが恋をする吸血鬼役で、どうやっても上手く演じられず演出家からも駄目出しの嵐でついには「5日間練習に出てこなくていいから役を考えてこい」とまで言われてしまう始末。
悩む泰章に尚比古は声を掛け、泰章の悩みを聞き、それならばと彼を連れて行ったのが己の別荘。
安曇にあるんですが普通の別荘じゃありません、何と城です。
最初あらすじ読んだ段階ではきっとヨーロッパの古城にでも連れていくのかと思ってたんですが、まさか国内、しかも安曇だったとは!!
ちょっと意表をつかれました。
内装もアンティークで揃え、庭園には薔薇が咲きほこりというまさに孤独な吸血鬼役を演じるにはもってこいの場所。
現代をは思えないその別荘で過ごしながら、次第に役作りを掴みつつある泰章。
そして尚比古というと、甘くちょっとクサい位の言葉で愛を囁き口説き落とします。
城の中で繰り広げられるラブロマンス。

その甲斐あって泰章は吸血鬼役を見事に掴み、劇も成功。

後半は泰章の友人で同じ舞台俳優でもある男が、尚比古が生方家の人間だと知り、後ろ盾欲しさに近付こうと企みますがまあこれは割にあっさり。
むしろ泰章の反応の方が過敏過ぎるというかちょっとヒステリックっぽかったかも。
まあ直ぐに甘々になってハピエンなんですけどね!

ストーリー的には特に特筆すべき事はないかなあ。
安曇の城にびっくりした!って位です。

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