お買い得商品、セール品、中古品も随時開催中
sweet position
本編カップルとスピンオフカップルが一つの本に同居している話で、2カップル出てきます。
スイート・ポジションが本編で、本編カプの話が切なくてすごく好きです。
篁さんの恒例の話の俺様攻め×ワンコ健気受けで、俺様攻めに本命がいる事で、つらさと切なさが更に募ります。
攻めの受けへの非道が目立つので攻めへの怒りを味わいたくない方は、避けた方がいいです。
先輩・木津諒介(21)俺様攻め×文学部1年・森野智之(19)ワンコ健気受け
無礼講の学内のパーティーで一夜限りの関係を持ったら、起きてみると男で。
しかも、同じサークルの男で後輩の森野だった。
面倒になりそうなので後腐れのないように関係を絶とうと本命がいる事を告げてあしらおうとしたら、俺にも本命がいるので二番目でいいのでつきあいましょうと明るく迫られて。
その日から、二番目同士の関係が始まることになって。
高校生の頃からずっと木津を好きだったので、ようやく得たチャンスに智之は必死です。
二番目とはいえ、関係を継続出来て少しでも先輩と距離が近づけて、ささやかに幸せを感じていても、やっぱり本命には敵わない訳で。
ただでさえ魅力を感じていない受けには冷たいのに、本命がいる事と二番目でいる事を許容しているので、仕打ちに容赦がないです。
流石に実行はしないですが、自分とのHの時に智之に本命の子と同じ呼び方をさせようと思っていたことには、呆れる所でした。
クリスマスを一緒に過ごせると喜んでいた智之が追い出された時は、可哀想で仕方がなかったです。
本命にはメロメロに優しくかつ、いいお兄ちゃんなだけに、受けの立場を思うと切ないです。
ゴミステーションでの一幕は、智之の健気さが過ぎるというか、どんな思いだったかと思うとたまらないです。
智之の遠縁の高橋和臣が助教授の後任として入ってきて、彼がスピンオフのカップルの片割れです。
長年の片思いを知らないとは言え、あまりにも木津がひどいので、大人でクセがありそうな和臣さんと幸せになって欲しかったです。
受けの切ない苦労の分だけ、受けを手に入れる為に攻めに激しく苦労して欲しかったので、尺の関係であっさりと最後にくっついてしまったのが残念でした。
助教授・高橋和臣(27)クール俺様メガネ攻め×和臣の元セフレ・水島千秋(大学院生)ツンデレ淫乱ニャンコ受け
関係を整理したセフレと、ゼミの担当になったことで再会して。
本命を作ろうと思っていただけに動揺したが、乞われるままにずるずると関係を続けることに。
女王様のように奔放を装っておきながら、ずっと和臣一途というギャップがよかったです。
受け視点で見ると和臣も、俺様な男なのだと実感します。
エロ:★3 本編カプは普通で、スピンオフでは言葉責め多めなH
総合:★4 2つのカップルがあまり無理なく出来あがっていて、よかったです。受けを手に入れる為に、攻めの苦労がもっとあれば★5でした。