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hagure kishi to hagure taimashi
リキャルド×ラーシュ
神秘的な能力を持つ
悪霊を祓う退魔師としての役割を果たしている
20歳の聖堂の司祭であるラーシュが、
ある日、悪霊祓いの最中に、7歳のリキャルドを救い、
そのまま聖堂に連れ帰って、養い子として育てる。
ラーシュの保護心が2人の関係の土台を作って、
そのおおらかな愛情とリキャルドの無垢な感情が交差して、
年齢差が13歳!
リキャルドが12歳から〜
2人の絆がますます深まっていくというお話。
頼り甲斐のいいリキャルドが、
生活面の無能と自嘲するラーシュの世話をしながら、
17歳まで逞しく成長を遂げていく姿と、
その成長と共にラーシュの微妙な気持ちの変化が見逃せない!
2人の関係性の変化が顕著に現れているのは、
ただ12歳のリキャルドが、
聖騎士になるという自覚を持ち始める瞬間だ。
ラーシュへの守護本能と護衛力がカッコいい!
ラーシュが赴任することになった犯罪者の巣窟という展開、
2人が一緒に逃げ出すスリル感、
ほのぼのとした生活、
秘密の解きに引き込まれる。
2人の前世の絆が明らかになって、
意外な進展がポイントで少し切なくなる。
挿絵なし、エロなしでも、
ファンタジーの世界観が面白く、
簡潔で読みやすかった。
2人の心が結びついていく過程と
前世からの関係性と、
結末が心を温かくさせてくれました。