ピアニストは君臨する

ピアニストは君臨する
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神0
  • 萌×20
  • 萌2
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

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レビュー数
2
得点
6
評価数
2
平均
3 / 5
神率
0%
著者
氷高園子 

作家さんの新作発表
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イラスト
宗真仁子 
媒体
小説
出版社
学習研究社
レーベル
もえぎ文庫
発売日
価格
¥533(税抜)  
ISBN
9784059040620

あらすじ

清水の勤める楽器店に突然入った仕事――
なんと帰国したばかりの超人気ピアニスト、中里秀悟から愛用のピアノの調律依頼が入ったという! 昂ぶる心を抑えて仕事に向かう清水。かつてのコンクールのリハーサルで中里のピアノを耳にした清水は、一度で魅入られていたのだ。しかし実際に会った中里は、年下とは思えない超傲慢な男。清水の調律に細かく注文をつけてきたあげく、彼の弾くピアノについ聴き惚れてしまった清水に「誘ってるのか?」と、いきなりキスをしてきて……!
出版社より

表題作ピアニストは君臨する

中里秀悟:天才ピアニスト
清水夏生:調律師

レビュー投稿数2

好きとか言わない関係がvv

ピアノものというので、惹かれて読みました。仕事ものの雰囲気が良かったです。恋人になるふたりも、好きとか言わないんですがそこがストイックでいい感じだと思いました。生意気な年下攻めに振り回されるところが好きです。

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俺様年下攻め

調律師の清水と新鋭の若手ピアニスト、中里のラブストーリー。
クラシック業界のお仕事を通じて芽生える愛・・・というお話なのですが、展開は非常にBLぽかったです。

中里の指名でピアノの調律に出向いた清水。
会ったその日に「そんな目でみて、誘ってんのか?」といわれてキスされます。ゲイかどうかも確かめないままかなり強引な展開でした。
とってもBLぽいというか、こういうのは嫌いではないですが、くっつくまでや好きという気持ちがどこで芽生えたのか唐突すぎて説得力に欠ける気も。
特に大きな障害があったり、悪い人間が出てくるなどの展開はなく、本当は作曲家になりたかったのに諦めた清水に中里がカツを入れるようなお話でした。

悪いところは特にないのですが、もう少しこのお話でしか読めない何かのようなものがあればよかったと思います。
中里は天才ゆえかかなり強気で強引な性格。こういう俺様タイプの年下が好きなのでその辺りは楽しめました。
強引年下攻め好きな方にはオススメです。

しかし、中里が年下だからか清水も最初から強気なのですが、ピアニストと調律師ならピアニストがクライアントだと思うのですが、あれこれ注文をつける中里に「この調律のどこが気に入らないんだ」とか、「自分はホールのピアニストじゃないから」とか、本当は作曲家目指してたのに諦めて調律師で妥協したからかもしれないですが、調律師ってプロに対してこんな?^^;て感じる箇所が多々ありました。
決して調律師を軽んじた書かれ方をしているわけではないのですが、清水がもう少しプロ意識を持って仕事してくれたらよかったのになぁと思います。

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