貴様は、もはや逃れられぬ

砂漠の花嫁は跳ね馬に乗って

砂漠の花嫁は跳ね馬に乗って
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神0
  • 萌×20
  • 萌2
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
1
得点
6
評価数
2
平均
3 / 5
神率
0%
著者
二條暁巳 

作家さんの新作発表
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イラスト
タカツキノボル 
媒体
小説
出版社
イースト・プレス
レーベル
アズ・ノベルズ
発売日
価格
¥850(税抜)  
ISBN
9784872579178

あらすじ

龍一は元ヤンの中古車ディーラー。勤め先の社長である“総長”から託され、アメリカまでフェラーリの買い付けにやってきた。そこで、エンストで困っていたジゴロ風色男を助けたのはいいが、彼の所持するフェラーリを賭けたセックス勝負に…! その男、アシュラフは実は砂漠の王国の王子…その巧みな技に翻弄され快楽に堕ちてしまった龍一は、彼の愛妾となり後宮に入るはめに。悶絶エロスバトル書き下ろし
出版社より

表題作砂漠の花嫁は跳ね馬に乗って

砂漠の王国の王子(第二王子)
元ヤンの中古ディーラー

その他の収録作品

  • ハルマタンの風

レビュー投稿数1

元ヤンキーの純愛力☆

一体、どうやったら出会えるのか…
…ちょっとありえない組み合わせです、このお話は。
元ヤンキーで中古車ディーラーでメカニック…な龍一君は、
仕事先のアメリカで、フェラーリを賭けてのセックス勝負に出ます。
相手はどこからどう見てもジゴロ風の色男・アシュラフ!
(実はアラブの王子様でしたが…これがまちがいの始まりです。)
勝負に敗れた龍一君は、オダリスクとして、
彼の後宮に入ることになりますが…。
さすがというべきか! 後宮は…宝石入りのディルドウとか香油とか…
SEXはかなりハードで、鬼畜エロティシズムが濃密☆
対照的なのは、当の本人、龍一君のほうです。
このヤンキー体質は、もうテコでも変わりません。
(凌辱されても、王子様を愛してしまっても…!!!
 恋人の理不尽さにずっと泣いてても…
 なぜかサバイバル力もあって逞しいんですよ、彼は。)
だから王子様を(臆面もなく)ダチよばわりして憚らない…
日本で世話になったボスには、きっちり挨拶してます…
つまり、彼は人に対してとても熱いんです。
そして(本人、死んでもこれを認めたくないでしょうが…。)尽くすタイプです。
純愛というより、仁義ある殉愛力とでもいうのでしょうか…。
結局、こんな単純な人間が1番強いんです。
(さすがに、ここまでの純愛はギャル系では無理、
 ひと昔前のヤンキーママに匹敵しますよ、彼の場合。)
今の時代、クールビューティーな美女達は、
少々男をナメてかかっているのも事実です。
(これが冴子さんの敗因ですよっ。)
だからこそ…こんな、やや泥臭めの純愛が光るのも時代ですねぇ…☆

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