銀河鉄道通信

gingatetsudou tsushin

銀河鉄道通信
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神0
  • 萌×21
  • 萌1
  • 中立1
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
1
得点
8
評価数
3
平均
3 / 5
神率
0%
著者
仙道はるか 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

イラスト
沢路きえ 
媒体
小説
出版社
講談社
レーベル
X文庫ホワイトハート
発売日
価格
¥485(税抜)  
ISBN
9784062552660

あらすじ

泣いてもいいのだろうか、彼の前では弱い自分をさらけだしてもかまわないのだろうか。
「俺の前では強がるな」裕也はそう言うと、正人の小さな頭を己の肩口へと引き寄せて、「泣けよ」と囁いた。
正人は裕也の言葉通りに瞳を閉じると涙を流した。
瞼の裏に幾千億の星を見ながら…。
…教え子の自殺にショックを受け、北海道へやってきた正人。
雄大な自然と愛する人に巡り合い、頑なだった心をほどいてゆく…。

表題作銀河鉄道通信

狩野裕也 大学4年生 24歳
各務正人 心に傷を抱えた訳あり元小学教師 24歳

レビュー投稿数1

静かに重い

講談社X文庫ホワイトハートのラベンダー帯は
耽美と言うには軽いけれどもBLとしては重いと
言う部類の話が多い、と評者は勝手に思っています。
この作品もそのレーベルの特色を体現した
結構手強い存在です。

タイトルからして既に色々な背景を背負っている
この作品。紐解くと更に背負っているものが多く、
読んで心が軽くなるBLを求めている方には不向きで
あるやも知れません。
ただ、あとがきも含めて刊行から20年近く経っても
尚今に通じる記述が含まれており、ただ遠ざけて
しまうには惜しい存在であるかと。
ロマンスとしては確かに重い部類です。
しかし、ロマンスの向こうに在ると導かれるものは
きっと軽やかな筈です。

1

この作品が収納されている本棚

レビューランキング

小説



人気シリーズ

  • 買う