ハニーバニーと初恋ベア

honey Bunny to hatsukoi bear

ハニーバニーと初恋ベア
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神0
  • 萌×23
  • 萌2
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
2
得点
18
評価数
5
平均
3.6 / 5
神率
0%
著者
寺崎昴 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

イラスト
hato 
媒体
小説
出版社
シーラボ
レーベル
ラルーナ文庫オリジナル
電子発売日
ISBN

あらすじ

“ハニーバニー”として働くウサギの亜人、芹澤双葉。発情フェロモンをいつでも出せることから、子づくりを計画的に行いたい番の依頼人のもとへ行き、発情誘発の手伝いをする――それがハニーバニーの仕事だ。政府公認の職業とはいえ、仕事内容が際どいだけに未だに偏見を持たれることも多い。だが父は既におらず病弱な母と幼い四人の弟妹をかかえる双葉はなんとしても金を稼がねばならず、家族に内緒で日々仕事に励んでいた。ある日のこと、未婚の青年から発情誘発の依頼が来た。なんと有名な建築会社の社長令息で、二十六歳になるのにまだ発情がないという。いつもと違う特殊な状況に少し警戒しながら依頼人、岩城光太のもとを訪れた双葉だったが、ヒグマ種の彼は姿こそ大柄だが見た目も心もやさしい人。結婚を急かす父親が強引に依頼を入れたが本当は発情誘発に乗り気でないことがわかり、結局双葉は何もしないまま仕事を終えた。ところがその後も岩城からの依頼が続き、なぜかスイーツを食べたり食事に誘われたりするばかりで……。

レビュー投稿数2

2人の可愛くてピュアな初恋に癒される

〝妊活としてウサギ獣人の万年発情期が利用される社会〟の設定が斬新で面白い!
〝ハニーバニー〟と呼ばれる発情誘発のお手伝いをするウサギ獣人・双葉の元に、26年間一度も発情した事がないクマ獣人で大手企業の御曹司・岩城から発情誘発の依頼が入り…と始まるお話

初っ端から、妊娠を望む夫婦の前で自慰を行うインモラルな状況に「これは、攻めの前でもオナニーショーがあるのカナ⁉︎」と、思わず(心の)オジさん構文で期待していたのですが……
結論から申し上げますと、攻めの前でのオナニーショーは〝無い〟です。
ついでに申し上げますと、エロメインの作品でもありません!!!!

大企業の跡取り息子としてプレッシャーに押しつぶされそうな攻めの心に、そっと寄り添う健気な受けのゆっくり丁寧に育まれる恋心にキュンとして、時には胸が熱くなり、時には切なくなる……
正真正銘〝純愛〟で萌えどころ満載な一冊でした♡

いやー…萌えポイント盛り沢山なんですが、特に〝逃げる受を追いかける攻〟のBL鬼ごっこが堪らんです

依頼主とスタッフ・大企業の御曹司と貧乏一家の長男…など身分差のせいで気持ちを打ち明けられず、「このままでは駄目だ…」と、突然攻めの前から姿を消す受け。
そんな、音信不通となった受けを4ヶ月間探し回り、執念で見つけ出して新しい職場まで押しかける、あわやストーカーな攻めの執着心の強さに全私が萌えた…!

優しい癒し系ベアーのクマさんなのに〝一度ロックオンしたら離さない〟クマ特有の執着心の強さが素晴らしいです
もう少しで警察に通報されそうになっていて、割と本格的にストーカーです。それも素晴らしいです(拍手)

じゃあ何で〝神〟じゃないねん…って話ですが
ぶっちゃけガブガブ発情セックスを期待していたので、エロが終盤のみ&あっさりだったのが非常に勿体無い!!!!
だって、粗筋の〝発情誘発〟のパワーワードが活かされてないじゃーーーーーん!!!うわーーーん!!!執着心バリバリの発情セックスが見たかったよーーーーー!!!!!

…と言う未練が残ったので〝萌×2〟評価にしました
とは言え、ピュアピュア童貞な2人の焦れったい恋模様が可愛くて、ニヤニヤ楽しめました♡

0

ピュアで可愛い恋物語♡

表紙通りの、ふんわり甘い、やさしいお話です。

ハニーバニー(語呂が良い)という発情を促す仕事をしている双葉と、26歳にもなって発情したことがない跡取り息子の岩城。
お客さんとして出会い、少しずつ距離が縮まって…
でも立場の違いから恋仲には発展させられず。

これが初恋の岩城の、中学生みたいな言動がかわいい。
うっかり発情に当てられて間違いを犯すことも、
痛いこともない、ただひたすらにやさくて文中にもいっぱい出てくるケーキのような、甘く癒される1冊です。

0

レビューランキング

小説



人気シリーズ

  • 買う