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kokonokakan de koishiyou
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
最近何冊か読んだ森本さんの小説の中で、2008年刊のこちらの話のほうが一番読みやすかった。
正直序盤で、受けの星斗の心配性の度が過ぎた性格、周りが何かと構ってやらないといけなさそうな面倒臭さは感じたけれど。
普段なら最初の部分で引っ掛かりを感じると『趣味じゃない』って評価に傾きがちだけど、耐との出会いから話が引っ張られると一気に読む事ができた。
性格で損している星斗がリゾート地の休暇を満喫できず、ぼっちの夏旅行になるかって雰囲気だっただけに、この話のシチュエーションでないと出会えなかっただろう二人の組み合わせに納得できる。
星斗のほうは、なんか設定以上に幼く感じるのが気になったが、攻めの耐がリードするのが上手そうな雰囲気なので何となくバランスが取れている。
挿絵や話の第一印象からして、明らかに耐のほうが年下っぽいと解るのだけど、的確に星斗の心配性の性格を見抜き上手くアドバイスできるって何気に気の利く子だなぁと感心しちゃった。
かと思うと、やたら星斗に対して「可愛い」って連発している耐のほうも充分可愛いけれど(笑)。
エッチシーンは多めな割にあまりエロいとは思えないものの、話全体が可愛いから許せちゃう。
森本あき/9日間で恋をしよう (ダリア文庫)
純愛:☆☆
H度:☆☆
オススメ:☆☆
登場人物 星斗(のほほーん社会人)、耐(ラテン系な年下攻)
宝くじで小額あたった星斗のリゾートLOVEものです。
海外のリゾートだと、いつもの展開は金髪王子様ですが、今回は日本人ですね。
リゾート先ということもあり、かなり、アマアマの話になってます。
最後に攻の耐が年下だったというオチもついてまあ、まあ、面白い作品でした。