半熟生活トライアル

hanjuku seikatsu trial

半熟生活トライアル
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神0
  • 萌×22
  • 萌1
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

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レビュー数
2
得点
11
評価数
3
平均
3.7 / 5
神率
0%
著者
坂井朱生 

作家さんの新作発表
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イラスト
明神翼 
媒体
小説
出版社
フロンティアワークス
レーベル
ダリア文庫
発売日
電子発売日
価格
¥533(税抜)  
ISBN
9784861342462

あらすじ

17歳にして、父の死が元で路頭に迷ってしまった希帆。愛人の子だった事実と共に、現実の厳しさをつきつけられた希帆は、歳を偽り働き出す。生活も安定しだした2年目の冬、突然、雇い主で家主の理真に頼まれ、知人だという恭弘と同居することに。素性は全くわからないが、不器用な優しさを覗かせる恭弘。世間や他人に関心を持たなくなっていた希帆だが、次第に彼を意識し始め…。

表題作半熟生活トライアル

森戸恭弘,素性不明
長浜希帆,アルバイト

レビュー投稿数2

突然の共同生活

訳あって17歳にして一人路頭に迷ってしまった希帆を助けてくれたのは、たった一人でバーを営む女性、理真。
従業員として雇ってくれた上に部屋まで貸してくれた彼女に、希帆は心底感謝している。
ある日突然、希帆は理真の友人だという恭弘を同じ二階に置いて欲しいと頼まれる。
突然同居することになった素性のまったくわからない男との同居は希帆の予想とは違い、妙に居心地がよくなって……

育った環境から前向きにならざるを得なかった希帆の強さが印象的。
だけど捨てられることを知ってしまっているから幸せやら自分に向けられる想いを束の間のものだと信じ切れない彼が切なくも愛しい。

理真さんかっこいいなあと思っていたら彼女の夫の予想外にハードな色々が出てきて、一瞬メイン二人のラブが頭からはじき飛ばされそうになった。

二人がのんびり一緒に暮らしているのはほのぼのしてて楽しかったです。
理想的な生活だなー。

0

いきなり同居。

う~ん、正直『中立』に近いです。

希帆(受)の設定が、坂井さんテンプレートでしたね。無責任な親に捨てられて路頭に迷うという。とにかく、受のキャラクターそのものよりも、まわり(特に受の親)の非常識さがいつも似たパターンなんですが、似てること自体ではなく、それが私の好みとは言えないので、いつも気になって仕方ないです(たまにならもちろん問題ない)。

恭弘(攻)は、私はちょっとわかりにくかったんですよ。ただ、悪くはないです。希帆を思ってるのは確かですし。この2人はいいなと思いましたよ。

メインキャラクターは、理真(希帆を助けてくれた女性)を含めて、結構いいと思ったんですよ。特に希帆の一生懸命さはよかったですね。
ただ、最初にも書いたように、希帆の母親(とその男)や理真の元夫が、あまりにも無責任揃いで、読んでいてうんざりしてしまいました。そちらに気を取られて、肝心のラブに集中できませんでしたよ。

ああでも、明神さんのイラストが綺麗でした。

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