誘惑捜査線

誘惑捜査線
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神0
  • 萌×20
  • 萌1
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

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レビュー数
1
得点
3
評価数
1
平均
3 / 5
神率
0%
著者
水月真兎 

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イラスト
DUO BRAND. 
媒体
小説
出版社
フロンティアワークス
レーベル
ダリア文庫
発売日
価格
¥552(税抜)  
ISBN
9784861342455

あらすじ

エリート刑事だった佐竹恭一は、内部の不正を告発したことで上層部に睨まれ、第一線とは程遠い所轄・花園署に左遷される。そこでコンビを組むことになった新人刑事・三沢は、財界大物の愛人だったなど暗い噂の多い恭一にも、屈託ない態度で接してきて…。そんな三沢に、張り詰めていた恭一の心は次第に癒されてゆく。そんな中、平和だったはずの街で突然発砲事件が起こり―。

表題作誘惑捜査線

三沢峻/恭一とコンビを組む新米刑事
佐竹恭一/元エリート刑事だが所轄に左遷された

レビュー投稿数1

おおらかなワンコ系年下×ビッチ系クールビューティ

三沢峻(恭一とコンビを組む新米刑事)×佐竹恭一(元エリート刑事だが所轄に左遷された)

警視庁から所轄へと異動させられた佐竹は、新米刑事の三沢とコンビを組まされることになりますが、裏表がなく真っ直ぐな三沢に対し好感を覚えると同時に(ハマってしまうのではないかという)危機感も抱きます。しかし手違いで官舎に入れず三沢の家に泊まることになった佐竹は、過去のトラウマから生じた淫らな性を我慢することができず、三沢に迫ってしまいます。

おおらかタイプのワンコ系年下攻めというだけですでに萌えなんですが、その相手が誘い受け(ビッチ系)クールビューティーというのもまた美味しい組み合わせでした。

過去にまつわる噂や左遷されて来たことで同僚から遠巻きにされている中で、佐竹に対して先入観を持たず接してくる三沢に対して佐竹はすぐにガードを緩めてしまうのですが、いくら過去のトラウマがあるからと言って、いきなり咥えてしまうのはどういうことか!とその強引な展開にちょっと呆れつつも、佐竹の行為に翻弄される三沢が可愛かったのでもうどうでも良くなってしまいました(笑)。性に対して貪欲な癖にどこか純情な(意外にも処女(男)だったし)佐竹のキャラもつけ入る隙満載で、年下ワンコ三沢にからかわれたりするのですが、そんなイチャイチャのやり取りが微笑ましくて良かったです。

ただ二人のやり取り以外(二人が追う事になる事件など)の展開は、それ程印象に残るものではありませんでした。それに、冒頭で佐竹とあるグループ企業の会長が話をするシーンがあるのですが、その会長というのが佐竹にとってちょっと複雑な事情がある人物で、ストーリーに絡んでくるのかな!?と思いきや、結局冒頭に登場しただけというのがかなりの肩透かしでガッカリしてしまいました。

三沢×佐竹が好みなカップリングですし、今作では出番があまりなかった会長が活躍(暗躍?)してもらいたいので、是非続編が出てくれることを期待したいと思います。

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