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migawari jujutsushi ha hikari no kishi ni dekiaisareru
〝嫌われ者の溺愛展開〟が大好きなので、あらすじに惹かれて購入しましたが、めちゃくちゃ萌えたーー!!!
不憫なクーデレ受けちゃんがスパダリ(変態気質)な攻め様にトロトロに溺愛される一冊でした♡
「人気者の騎士ラインハルトを呪おうとして失敗し、呪い返しにあった」という噂により、周囲から忌避される呪術師のノア。
しかし、本当はラインハルトに向けられた呪いを庇い、身代わりで呪いを受けていて……
ノアが好きなのに「呪う程に嫌われていた」事でどう接すれば良いのか分からず、ギクシャクした態度を取るラインハルトと、そんなラインハルトに戸惑いつつも、「真実を知ったら傷つくかもしれない」と身代わりになった事がバレないよう冷たい態度を取るノア。
お互いを特別に想いながらも、すれ違っていく2人の切なさにめちゃくちゃ胸が痛みました……
もう、ノアが周囲から嫌われすぎていて序盤が辛く、〝溺愛〟の攻め様ですら冷たい態度だったので少々しんどかったです…が、その分、中盤からの溺愛っぷりが砂糖を吐くほど甘かった……!
和解後は、前半のフラストレーションをぶつけるかのように、ひたすら溺愛&溺愛&溺愛…のオンパレード!
「好き」「愛してる」と言いあう、甘々トロットロな溺愛エッチは幸せすぎるし、人目も憚らずにイチャイチャしまくり、周囲も公認のバカップルへ成長する2人に拍手が止まりません……!
どんどん変態度が上がり〝残念なイケメン〟に進化するラインハルトと、周囲を翻弄しまくる〝小悪魔美人〟へ進化するノアをニヤニヤ堪能しました♡
400P超えの長編作品でしたが、2人が恋人になった後も【呪いの解除編】【ラインハルト記憶喪失編】と、飽きの来ない展開でスルッと楽しめました(1-6巻セット)
魅力的なサブキャラ達も多く登場し、〝嫌われ⇒愛され〟展開がお好きな方に是非!
▶︎挿絵…6P
面白かった。
クーデレ美人受け。
呪術師という職業への偏見や受けのぶっきらぼうなところが誤解に拍車をかけて嫌われ主人公な受け。攻めも受けに憎まれていると勘違いしていて会えば喧嘩腰になってしまう。そんなところに異世界から現れた神子様。この神子様が大活躍。
神子様はオタクくんなので状況を直ぐに「理解」してこれはソシャゲ系ゲームぽい世界観!とゲーム知識で勇士達を導く軍師になる。受けの塩対応や嫌われ者な面もあ〜これは一部に熱狂的なファンがいるタイプのキャラだ!と解釈してめげない。神子が恋のキューピットになって二人は無事に誤解が解ける。
神子のキャラクターがとても面白くて好きだった。受けの書き置きに「攻めには知らせないで」と書かれているのを読んだ次の瞬間には「攻め〜!!!」と呼びつけるシーンがお気に入り。ゲーム用語やオタク用語がオタク国の言葉、慣習として勇士達の間に浸透していくのも笑った。攻めもオタク用語に毒されて受けに対して限界オタクみたいな語彙になってる。
恋人になってからの二人はとにかくバカップルでそこも良かった。攻めにだけはデレデレなクール美人最高。攻めが甘やかしまくるから、攻めにだけワガママ小悪魔ちゃんみたいになっちゃってるのも好き。攻めが自分の笑顔に弱いのを知っていて効果的使う受けちゃん。そんな受けに攻めはメロメロで萌え要素が多すぎ!完璧すぎる!可愛い!俺の嫁!と内心で荒ぶりまくっている。甘々なのでお仕置エチも優しすぎて、受けも思てたんと違う…と自分からお仕置エチの指導をする展開も笑った。
一番萌えたのは攻めの記憶喪失エピ。
そもそもの出会いも一目惚れみたいなものだったので、記憶がなくても受けが顔面ド好み美人なのには変わりない攻め。自分達が恋人だったと知り意識しまくって目も合わせられない純情攻めになっちゃっう。受けの一挙一動にドギマギする童貞みたいな攻めが面白くなって、手を握ったり笑いかけて翻弄する小悪魔受けちゃんも最高。記憶がなくてもバカップルな二人。
受けが他人に攻めの特徴を伝える時に「笑顔が可愛い」って紹介するのも好きだった。