うちの捕虜だった聖騎士様の執着が怖いんですが自業自得ですか?

uchi no horyo datta seikishisama no shuuchaku ga kowaindesuga jigoujitoku desuka?

うちの捕虜だった聖騎士様の執着が怖いんですが自業自得ですか?
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神2
  • 萌×22
  • 萌4
  • 中立2
  • しゅみじゃない1

--

レビュー数
3
得点
32
評価数
11
平均
3.2 / 5
神率
18.2%
著者
秋山龍央 

作家さんの新作発表
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イラスト
逆月酒乱 
媒体
小説
出版社
KADOKAWA
レーベル
Ruby collection
発売日
電子発売日
価格
ISBN
9784041144961

あらすじ

敵国の嫌われ聖騎士×なりゆきで拷問吏になった転生者による怒涛の執着BL

両親によってレガノス帝国の戦奴として売られたショックから平凡な会社員であった前世の記憶を思い出したリョウは、不思議なめぐり合わせによって歩兵部隊の前線から拷問吏の助手兼世話役へと異動に。「ようやく危険な前線から離れられる!」と安心したのも束の間、上官の拷問吏が不在の最中に敵国であるカイネン王国の聖騎士・アドニスが捕虜として砦にやってくることに。尋問なんてしたことないリョウだったが、前世の記憶を頼りにそれらしい言葉を並べてギリギリの綱渡りで体裁を保つ日々。ある日、隊長の監視を前に致し方なくサラリーマン時代に受けた風俗店のサービスをアドニスに施した際に隊長がその色気に当てられ、アドニスに貞操の危機が訪れてしまう! 彼を助けるために機転を利かせたリョウはアドニスに内密に取引を持ち掛けたことでその場は事なきを得るが、間もなく捕虜奪還のために敵国の兵が押し掛けてきたことで砦を占領されてしまう。その混乱の中でアドニスはなぜか自分の所有物としてリョウを攫った挙句、身体も心も執着してきて…!?

表題作うちの捕虜だった聖騎士様の執着が怖いんですが自業自得ですか?

王国の聖騎士・20代前半
帝国の戦奴

レビュー投稿数3

「何で俺がこんな目に〜〜⁉︎」な〝トホホ受〟

タイトルだけでストーリーが大体わかる、親切設計!
粗筋には「捕虜」だの「拷問」だの不穏な言葉が並んでいますが、痛々しい描写はほぼ有りません(一瞬だけモブレ未遂があります)

本人は平凡に暮らしたいだけなのに、次から次へとトラブルに巻き込まれてしまう「何で俺がこんな目に〜〜〜!!!?」なトホホ受け(勝手に命名)
そんな、平々凡々で極々普通の青年が濡れ場になると、あんあん♡喘ぐギャップと【感情表現が苦手な不器用攻め×極々普通の平凡受け】の王道CPが性癖に刺さって面白かったんですが、

如何せん、受けがノンケすぎるよ〜〜〜!!!!!!

ノンケ受けは大好きですが、この受けさん余りにも恋愛感情が無さすぎて……
2人の心理描写に萌えたり、恋愛に至るまでの変遷に悶える等のBLらしさは殆ど感じず。

孤独で不憫な攻めに絆されて情が移っている筈なのに、永遠に攻めから逃げ出す事を考えていて「なんでや……!」と床を叩きたい衝動に駆られました。
いや、なんでや……!!!!
結局「えっ、このタイミングで?」と思うようなシチュエーションで逃げ出しちゃうので、なんだかなぁ

エロは豊富だし、キャラクターも好みなのに受け→攻めへの愛情が希薄で「BL的に萌えなかった…」と言うのが正直なところ。
攻めが受けに執着する動機も、ぶっちゃけ弱い。
初めて〝人〟として接してくれた受けに惹かれるのは分かるけど、2人が交流を重ねて恋愛に至るまでの変化をもう少し見たかったなぁ……と。

コミカルで読みやすい文体と、テンポの良いストーリーでコメディとしては面白いんですが、BLとしての萌は……どうだろう?
良くも悪くも〝THE・ライトノベル〟な印象で、サクサク読めます。
BL初心者さんや、サクッとBLを摂取したい時に良さそうです。

1

タイトル無し

この!素敵な表紙!を見まして!買うしかない!!!と思い!!購入。

かなり分厚いですが、
一気にサクサク読めて楽しめました。
(文体が軽い感じだからでしょうか?そこがいいような、悪いような…)

リョウ(受け)の行動や言動に え??ってなるところが多々あったりで… (^◇^;)
とはいえ、思わず吹き出しそうになるくらい面白い場面や、ほっこりする場面もありました。
萌え評価です。

1

すりこみ

逆月先生おっかけ&ルビーさん信じて購入。



信じたけど、ちょっと今回は自分の萌ポイントを全く突いていなかったので、申し訳ありません、中立にしました。軽めキャラな受け(転生前記憶持ち、中身はおっさんっぽく感じる)がお好きな方でしたらもうちょっと評価上振れするのかも。
本編400Pほど+あとがき。執着っていうか、ぴよぴよひよこがお母さんにくっついていく「すり込み」って言う方が近いんじゃないかなあ?WEB公開分に書き下ろし追加しているそうです。

7人兄弟の末っ子と生まれ、12歳の時に戦奴として売られたリョウ。拷問吏のラウロの助手として砦で働いていたのですが、ある日敵国の聖騎士が捕らえられ、連れてこられ・・・と続きます。

攻め受け以外の登場人物は
隊長、イェール(受けに意地悪する戦士)、ラウロ(拷問吏)、ドラン(攻めの伯父)ぐらいでは。イェールがビジュアル的にさいこーーーーーーーーーーーに良い!もうちょっとカッコよく感じたかった~

++攻め受けについて

受けは転生記憶持ち(マッサージとかの経験あり)で売られた戦奴。見た目が良くないラウロとフラットに接したことから気に入られ、ラウロの助手にしてもらい、戦いを避けてます。(おそらく剣なんて絶対持てない)
ラウロ不在のため、出来もしない拷問を「やれ」と指示され、やむを得ず前世の記憶、「イカされたくでもイカせてもらえない」という方法を拷問としてみるので、なんだろう、自分にとって良い状況に転ぶためだったら何でも頑張ってしちゃうって感じの方ですかね・・・?

攻めは魔眼持ちということで、親の愛、周囲の人とのあたたかな触れ合いなんて全く無かったらしく、フラットに接してくれた受けに惚れちゃうってところでしょうか。うーん。ビジュアルは恰好いいのかもしれないんですけど、バトルで「きゃあカッコいいー」と目が♡になるところは無かったでした。他人とのふれあいが心地いいと目覚めていくイケメン ってところでしょうか?

攻め受けとも惚れるタイプじゃなかったし、お話もふーんで読み終わってしまったし、受けがライトな感じがダメだったのかなあ・・盛り上がらなかった一冊でした。わーんごめんなさーい。

3

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