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作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
今巻では上杉景勝が真田幸村一行に同行した事をきっかけに、幸村の抱いていたいた景勝像も大きく変わり、ようやく心を通わせ合い、今生の契りを・・と至った所で別れがきます。
戦国時代の遠距離恋愛ものとは・・。なかなかユニークな展開だと思いました。 景勝は越後の領主で郷を治める義務があり、幸村は関白(秀吉)の命を受けて九州攻めの下準備に向かう身。
たとえ一緒にいたくても、お互いの身がどんなに心配でも、お互いの使命がある以上、離れなくてはならない身の上が切ない。。これで幸村が女なら、側室になって景勝の側にいられるだろうに。
でも男同志だからこそ、今生の同志として時代を共に駆け巡り、数々の至難を共にする事により、今生の契りが益々深くなっていく様がいいです。
このシリーズは主従関係の宝庫ですね!大名と忍が恋敵・・とか設定的に面白いです。次巻で景勝と幸村が離れてしまっても、佐助→幸村のフラグもあるので楽しみです。個人的には霧隠れ才三と佐助の仲も少し期待しているんですが、どうなるんだろう。
今巻では、同行中の景勝の深窓の姫君っぷりに笑わせて貰いました。それでも最後は勇姿を見せ、大人の包容力を見せてくれました。六郎と沖殿の淡い初恋譚も微笑ましかったです。
ほら、面白くなってきた。こうきたか!って感じだけどいいですぞ。お役目を遂行するための道中で、色々な出来事に遭遇しながら、恋あり、嫉妬あり、盛りだくさんです。厚い割には早く読めるんじゃないかな。
かつ殿(上杉の殿)っていいですよね。オヤジだけあって包容力あり、自信あり、責任感あり、その他諸々あり。幸村くんもほだされちゃうわいなー。
※ありがたいおことば(悶々としている佐助に玄斎殿が言いました)
『おぬし、煩悩は犬のようなものじゃと教わらなんだか?』
「いえ、寡聞にして」
『逃げておるうちは、追ってくるのよ。じゃが飼いならしてしまえば、こちらが主人じゃ。煩悩に縛られる人間と、煩悩を捨てられる人間との違いは、自分を悩ませるものを見据えられるかどうかから始まる……とな、』
是非参考にさせていただきたい・・・・
そして、他にも可愛い、初々しいカップルが誕生しますが、受けだの攻めだのの段階ではありません。
少しずつ登場人物も増え、十勇士がそろい踏みするのも間近?
九州行きの続きです。離れているにもかかわらず、あちらこちらで草を使って
「ゆきどの まゐる」なんて文を送ってくる景勝様。マメです(笑)
その景勝様がお忍びで幸村達一行を追いかけてきちゃったからさぁ大変!、な巻です。
才三も相変わらず幸村を狙ってます。
佐助もなんだか幸村が気になってます。
幸村は景勝への気持ちに気付き、初床入りとなるか…!?
あらあら~おやおや~それからどんどこしょ~♪みたいな(笑)